アップルのMacBook Airや、スマホなどには、有線LANポートが搭載されていないため、自宅に無線LAN環境を設置するのは、もはや必須の時代がやって来ました。
今どきのノートパソコンにもほとんど無線機能が付いていますよね。
そんな状況もあり、今や家族全員の部屋にWi-fi(無線LAN)を届ける必要があるため、自宅の環境によっては無線機器を強化する必要があります。
そんなわけで、今回は快適なWi-fi環境を構築するためのおすすめの無線LAN機器をまとめてみました。
初めての無線LANルーター選び
Wi-fiを飛ばすために基本となるのが無線LANルーターになります。
価格により、速度や距離、設定できる機能が変わってくるようです。
とりあえずWi-fiを飛ばして快適にインターネットをしたいということなら、一番安いエントリークラスの無線LANルーターでも、そこそこ距離も速度もでるのでおすすめです。
アイオーデータ 無線LANルーター WN-G300R3
パソコン周辺機器メーカーとして有名なアイオーデータの無線LANルーター。
有線LANポートを4つ備え、使わない時間帯は無線LANをOFFにできるスケジュール機能もあるので、エントリークラスとしてはなかなか充実した機能を備えています。
万一、ネットワークに繋がらなかったら、返金してくれるというペイバック保証※がついていることもすばらしいと思います。※詳しい条件はメーカーサイトにてご確認ください
また、サポート体制としては、購入前の電話にフリーダイヤルを設置していることが評価できます(平日は、わりとすぐに繋がりました)。
しかし、購入後のサポートはフリーダイヤルがなく、また繋がりにくいのでメールでの問い合わせがおすすめだと思います(気長に待ちましょう)。
バッファロー 無線LANルーター WSR-300HP/N
ルーターと言ったら、バッファローというイメージが強く、実際、電気屋さんでもよくおすすめされるのではないでしょうか。
基本的な機能も備えていますし利用者も多いので、とりあえずバッファローにしておけば問題ないといった感じでしょう。
伝送速度は有線なら1000Mbpsまで対応しているので、高速な通信が可能となっています。
見た目もすっきりしているので、かっこいいと思います。
サポートの電話にフリーダイヤルはなく、なかなか繋がらないので、やはりメールをおすすめします。
NEC 無線LANルーター AtermWR8165N(STモデル)
NEC製の小型無線LANルーターで、無線LANの中継器としても使うことができます。
小型ということもあり最大消費電力はわずか3W。さらに、使わない時間はタイマーで無線LANをOFFにすることもできます。
サイズは小さいですが、公式サイトのおすすめの間取りは~2LDKマンションとなっています。
NECのサポートは電話(有料)とメールでの受付となります。
エレコム 無線LANルーター WRC-F300NF
こちらも手のひらサイズの無線LANルーターで、無線中継器機能まで備えたモデルです。
とりあえず、無線LANを飛ばしたいという場合には、選択肢として検討してみるのも良いと思います。
サポートは電話とFAXしかないのでFAXがおすすめ。個人的には対応は良かったと思います。
無線LAN中継器
さきほどから、少し話題に上がっている無線LANの中継機能ですが、こちらは中継専用に設計された無線LAN中継器になります。
メインの無線LANルーターだけでは部屋の隅々までWi-fiが届かない場合には、飛距離のある無線LANルータに交換するか、もしくは、このような無線LAN中継機を利用してwi-fiの範囲を広げましょう。
上のアイオーデータ製「WN-G300EXP」は、本体ごとコンセントに刺す、超コンパクト設計な点がとても素敵です。
なお、Wi-fiルーターや中継器は高いところに設置したほうが、電波が遠くまで届くようです。
まとめ
無線LANルーターは、買ったらそれで終わりというものではありません。
無線LANルーターはきちんと接続しないとまともに使えないので、使い勝手や、サイトの情報量(公式/公式以外)、メーカーサポートについてまで総合的に考える必要があります。
また、サポート体制という以前に、まずは自分でルーターの基本的な設定方法や、最低限のセキュリティについては勉強する必要がありますよ。
無線LANの暗号化(WPA2-AESなど)とSSIDとその暗号キーの変更、さらにMACアドレスフィルターは最低限やるべきだと思います。