ママチャリ、電動アシスト自転車、一部のクロスバイク(ルック車)は、英式バルブが採用されている。
でも、英式バルブでは空気圧管理ができない。
空気圧を管理することで、本来の自転車の性能が発揮される。
電動アシスト自転車であれば、電費(バッテリー節約)にも貢献する。
普通の人は気づいていないかもしれないが、ママチャリのタイヤ(側面)にだって、空気圧の数値は書いてあるのだ。
英式→米式に変換しよう
パナレーサーのエアチェックアダプターを英式バルブと差し替えると、空気圧管理ができる様になる。
つまり英式バルブ→米式バルブに変換される。
エアゲージ付きのフロアポンプ
あとは米式に対応したエアゲージ付きのフロアポンプで空気を入れるだけ。
タイヤ側面に、空気圧の数値とPSI、kPa、bar、という空気圧の単位が書いてあるので、その数値の範囲内まで空気を装填する。
普通の空気入れも米式に対応してることが
余談だが、トンボ金口がついた、一般的な空気入れは、実は米式対応のモノが多い。
米式対応の場合、トンボを外すと米式になるのが一般的な仕様。
空気圧はわからないけど、出先など緊急時には使える。
米式→英式 変換アダプタもあると便利
これも出先の緊急用として、ひとつ携帯しておくと安心。
出先では、英式専用の空気入れしか借りれない場合もある。
これで、米式バルブにしたことで発生するデメリットを回避できる。
ただ、使い込まれた空気入れってトンボのクリップが変形していてることがあって、変換アダプタを噛ませるとうまく空気が入らないことがあったりする。
自動車用のエアゲージでも空気圧を測定できる
米式バルブに変えると自動車用のエアゲージが使える。
出かける前に、気軽に空気圧をチェックできる。
ちなみに、エアゲージの測定可能な数値よりも多く空気が入ったタイヤに差し込むと、エアゲージが吹っ飛んで破損するのでご注意を。
多くのママチャリ用タイヤの最大空気圧が300kPaに対して、手頃な価格帯の自動車用エアゲージは500kPaまで測定可能。
最安レベルのエアゲージは350kPaまでだったりするので、こういうのは選ばないほうが無難。
ちょっと高いけど自転車用のエアゲージが良い
ロードバイクは特にそうだが、自転車の空気圧は自動車に比べ気圧が高いので、少し値は張るが高圧に対応した自転車用ゲージを選ぶのが最善だ。
仏式、米式どちらにも対応したものなら、クロスバイクやロードバイクにも使えるので重宝する。