ロードバイクとクロスバイクの初めてのアイウェア選び

メガネをかけた犬

自転車に乗っているとまれに目にゴミや虫が入ってきて、なかなか取れない場合、その後の運転に集中できなくなることがあります。

まして、サイクリングで遠出している時だとけっこう大変で、近くのコンビニのトイレの鏡で確認してみても、どこにゴミが入っているか分かないまま違和感だけがずっと残っているという状態は最悪です。

そんなこともあって、ぼくはクロスバイクに乗るときも、ロードバイクに乗る時も、できるだけアイウェアを付けるようになりました。

ロードバイクではけっこう当たり前のアイウェアも、クロスバイクで付けているという人というのはなかなか見かけませんが、かけてみると意外と快適なんですよね。

まず、まぶしさを抑えてくれるので、裸眼よりも視界が良好ですし、風や塵が目に当たらないことからも、どこか安心した気分というか集中して走ることができるような気がします。

そんなわけで、今回はロードバイクだけでなくクロスバイクにもピッタリな、初めてのサイクル用アイウェアの選び方をお伝えしたいと思います。

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アイウェアの役割

アイウェアの主な役割は、目をあらゆるリスクから保護することです。

具体的には、紫外線や、風(目の乾燥)、虫や塵の進入を防ぐこと。

日差しの眩しさを抑えることで、快適な視界を確保し、光からくる目の負担を軽減する効果。

また、顔を隠すことでリラックスした中で走りに集中できるということも期待できます。

カラーレンズ

アイウェアには、クリアとグレーを始め、ブラウン、ピンク、オレンジなどがあります。

複数のレンズが付属するアイウェアであれば、日差しの強さによってレンズカラーを変更することで、いつでも最適な視界を確保することができます。

また、ブラウンなどのカラーレンズは、眩しさを抑えるだけでなく、コントラストを高めて、ものをはっきり見えるようにする効果もあると言われています。

調光レンズ(フォトクロミック)

調光レンズは光の強さによって、自動的にレンズの濃度が変化します。

特にロングライド時など、日差しの変化が激しいシーンでは非常に便利。ただ、トンネルに入った時など、一瞬で濃度が変化してくれるわけではないので過信は禁物です。

また、調光レンズは寿命がだいたい2~3年と言われていて、いったん劣化してしまうと濃度が変化しなくなってしまいます。

ちなみにメーカーがスペアレンズを取り扱っていれば交換して使い続けることができます(フレームにも寿命がありますので買い替えも検討しましょう)。

度付きレンズ

コンタクトレンズ派ではなく、メガネ派の人は、度の入ったアイウェアを手に入れる必要があります。

ぼくが最初の1本におすすめしているアイウェアのメーカーであるOGKさんでは、度を入れたレンズを作ってくれるメガネ屋さんをウェブサイトにて紹介してくれています。

OGKではありませんが、大きいアイウェアのレンズとは別に、インナーにあるもうひとつのレンズに度を入れることで、手軽に度の入ったアイウェアを作ることができる製品もあります。

こちらのほうが、メインレンズの色を頻繁に交換して使いたい場合や、度入りレンズのコストの面で都合がよい場合もあるかもしれません。町のメガネ屋さんで扱っているところもあるので、気になる人は探してみましょう。

レンズの形状(一眼)

左右のレンズが繋がっている一眼タイプは視界が広くロードバイクに適したデザインです。

実際、装着していても、アイウェアをかけていることを忘れるほど視界に違和感がなく、快適なライドを楽しむことができます。

また、ツールドフランスなどでプロ選手が多く使っているのが一眼タイプなので、ロードバイクのヘルメットと組み合わせた時の見た目も最高にかっこいいです。

レンズの形状(二眼)

一方で、一般的なメガネと同じ二眼レンズは、安い価格帯から購入することができますし、

また、自転車を降りた後も違和感が少なくて、おしゃれなデザインのアイウェアもあるので、特に移動用の街乗りクロスバイクなんかには、二眼タイプがおすすめです。

ベンチレーション(エアインテーク)

ロードバイクで本気で走っていると、発熱や発汗により、アイウェアの中に熱がこもったり、秋冬にはレンズが曇ってしまうこともあります。そのため、アイウェアの中には、熱や湿気を逃がすベンチレーション(エアインテーク)を設けたモデルも存在します。

個人的には、なくてもいいのかなと思いますが、曇りが気になる方や本気で走る人は、恩恵を受けることができると思います。

初めてアイウェアを買うならOGKがおすすめ

初めてアイウェアを買うなら、OGK KABUTOのアイウェアがお手ごろ価格でおすすめです。

お手ごろなだけでなく、ほとんどのアイウェアには、複数のレンズが付属しているので(調光タイプを除く)、天候に合わせてレンズを変更する楽しみもあります。

OGKの中でも、上記画像のBinato-zは一眼タイプのスポーティなデザインながら定価で6900円で、非常にお得感があるモデルです。

視界も広くまさにサイクリングに最適なのですが、これと似たモデルに二眼タイプもあるので、デザインや機能で、お好きなものを選びましょう。

ちなみに、Binato-zは一眼とはいえエントリーグレードなので、裏面から見ると中央にフレームがありますのでご注意を。

二眼タイプのBinato-xなら調光タイプも選べます。

おしまい

アイウェアを選ぶ時は、ロードバイクの前傾姿勢での使用を前提に設計されたサイクル用アイウェアを購入することをおすすめします。

とりあえずOGKのサイクル用アイウェアはそのあたりもちゃんと考えて設計されているので、安心です。後はレンズを調光にするかどうか、一眼か二眼か、などをお好みで決めましょう。

ちなみにぼくは、わりと競技仕様に憧れるタイプなので一眼タイプの「OGK KABUTO Corazza-II」を選択。そして、ピンクのレンズを試してみたかったので調光ではない普通のセットを購入しました。

でも、結局、出先でのレンズ交換は非常にめんどくさいので、調光タイプのほうが便利っちゃ便利だなと思いました。でも、ピンクのレンズはかなり気に入っているので、夜間専用にもうひとつアイウェアを持つというアイディアもありかもしれません。

そんなわけで、ぜひ初めてのアイウェア選びの参考にしてみてください。

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