ロードバイクやクロスバイクに乗るなら、軽いメンテナンス程度は身につけておきたいもの。
最低限ブレーキと変速の調整くらいはできるようになっておくと良いと思います。なにか違和感があった時すぐに自分で調整ができれば、いつでも快適な走りを維持できるようになります。
とはいえ、整備と聞くととっつきにくいイメージがあると思います。でも自転車のブレーキと変速の調整程度であればわりと単純でかんたんな作業です。本でもネットでもいいので調べて挑戦してみませんか。
特にギア数の多いロードバイクなどは、少しワイヤーのテンションが狂うだけで違和感がでやすいので、ぜひ覚えてしまいましょう。
自転車のメンテナンスにはメンテナンススタンド
変速の調整をするためにはメンテナンスができるスタンドが必要不可欠です。
といっても、かんたんな調整程度の作業であれば立派なワークスタンドは必要ありませんが、後輪が宙に浮いた状態でペダルを回転させることができるタイプのスタンドは欲しいところです。
ということで、今回はメンテナンスに使えるバイクスタンドをいくつかご紹介したいと思います。
本格的なメンテナンススタンド
いわゆる本格的なメンテナンススタンドがこちら。バイクを丸ごと持ち上げることができるので、変速の調整はもちろん、ホイールの交換作業等もスムーズに進めることができます。
のちのち本格的な作業をしていきたい方や、形から入るタイプの人なら、これくらい本格的なワークスタンドであっても良いかもしれません。
見るからに場所をとりそうですが、足はすぼめて家具の隙間などにコンパクトに収納することができます。
簡易的なメンテナンススタンド
サドルをひっかけて後輪だけ持ち上げるタイプの簡易的なメンテナンススタンド。前輪は地面に着地するスタイルです。
ぼくがお世話になっている老舗サイクルショップのオヤジさんも、実際はこんな簡易的なスタンドで整備していたりします。
サドルにひっかけているだけなので安定性にややかけますが、かんたんな調整程度の作業であれば問題なく行うことができます。
ディスプレイスタンド
こちらは、いわゆるメンテナンススタンドではなく自転車を立てかけておくためのスタンドです。
しかし、自転車のフレームの後ろ△の部分にフックを引っ掛けることで、後輪が浮いた上体で自立させることができるので、かんたんな調整を行うことができるようにもなっています。
価格も手ごろで、スタンド自体の使いかっても優秀なので、初めて購入するバイクスタンドとしてもおすすめです。
後輪が持ち上がるため,ディレーラ調整やチェンの清掃などの軽いメンテナンスに便利です。
引用元:ミノウラ ウェブサイト
http://www.minoura.jp/japan/storage-j/storage-single-j/ds520-j.html
DS-520の上位機種に相当するこちらのスタンドは、フックの位置が自在に調整できて作りもしっかりしているのですが、ミノウラのウェブサイトではメンテナンスに使用することをDS-520と比べると、やや説明に変化が見られます。
基本設計上、自転車整備・調整用スタンドではありませんが、そういった目的で使われる場合には、個人の責任において充分注意を払ってください。
引用元:ミノウラ ウェブサイト
http://www.minoura.jp/japan/storage/single/ds-532-600l.html#tab-5
ちなみに、ぼくはこの説明を読まずに購入してしまいましたが、個人の責任に置いて普通にロードバイクとクロスバイクのメンテナンスに使っています。
DS-520と違ってフックが自在に動くので、自転車とのフィット感は高い反面、しっかり固定していないとフックが落下する恐れがあるので、固定はしっかり行うように注意して扱っています。
おしまい
快適な自転車ライフは、日々のちょっとした整備から始まります。また、ロードバイクやクロスバイクの楽しみは走ることだけでなく整備することも楽しみのひとつだと言えます。
自分で整備して快適になった自転車を走らせると気持ちよさも倍増すること間違いなし。ぜひ、かんたんな整備を覚えてみてください。
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