財布をズボンの後ろポケットに入れておくと、クレジットカードやら、銀行のキャッシュカードが割れてしまうことがあります。
理由は、おそらく座った時に、財布ごと、カードがお尻の下敷きになっていることが原因でしょう。
そんなこと、わかっちゃいるけど、バッグなんて持ち歩かずに、手ぶらで出かけたいんだからどうすりゃいいの?って感じがしますよね。
ぼくも、まったく同感で、いろいろ考えた結果、わりとシンプルな方法で解決することができました。
そんな訳で、今回はバッグなしで、クレジットカードの割れ対策に最適な財布術をご紹介したいと思います。
クレジットカードの割れ対策
クレジットカードを割らないようにするためには、まずはズボンの後ろポケットに財布(カード)を入れたまま、椅子に座らないようにすることが大切です。
たぶん、それ以外でカードを割るということは、ぼくの用途では考えられませんので。。。
で、そうなるとしたら、もう財布は後ろポケットではなく、前ポケットに入れるしかありません。
だけど実際問題、長財布はもちろんのこと、二つ折りの財布だって、前ポケットに入れるのは至難の技だと思います。特にモモのあたりが、ぱんぱんになりますよ。
それが、タイトなスキニージーンズなんかだったりしたら、そりゃもう完全にアウトっす。
ということで、タイトなスキニーは辞めにするとして、まずはそもそもの財布自体の見直しを検討してみることにしましょう。
ミニマルな機能財布を検討する
以前からミニマリストたちは、余計なものを全てそぎ落とした、機能的かつコンパクトな財布を密かに愛用し続けています。
そんな、ミニマリストが興奮して止まない、機能的すぎる財布をチェックしていきましょう。
小さな財布
2014年のグッドデザイン賞を受賞した、その名も「小さい財布」は、ほぼカードサイズという超コンパクトな財布。
しかも、これだけで札、小銭、カードの全てを収納することが可能です。
ただし、カードは5枚程度しか入らないので、かなり絞り込む必要があります。
ポイントカードを活用する人の場合はやや厳しいかもしれません。
ほぼカードサイズのコンパクト設計のお財布なので、前ポケットに入れても悪くなさそうです。
ただし、三つ折りの財布のため、やや厚みが気になるかもしれませんね。
ちなみに左利き用も用意されていますよ。
薄い財布
こちらは、とにかく薄い財布を目指したということで、一般的な二つ折り財布の半分以下で使えるように緻密に設計されているようです。
革を薄くすることなく、重ねる革を極限まで減らし、さらにコインの収納場所をずらすことで、厚みが増えないように徹底な工夫が施されています。
こちらの財布は薄いとはいえ、それ以外のサイズは一般的な二つ折り財布とほとんど同じ大きさになるので、これを前ポケットに収納するのは、やや難しいかもしれません。
ただ、非常に魅力的なお財布だと思います。カードを別にして、後ろポケットで使うのもありですよね。
こちらは、2013年のグッドデザイン賞受賞です。
旅行財布
海外旅行用をコンセプトに設計されたようですが、普段使いにも便利に使える二つ折り財布です。
一見、長財布のように見えますが、二つに折りたたむタイプでけっこうコンパクト(9.4cm ×9.4cm)になります。
大きなポケットと手前に小銭入れがあるだけのシンプルな構成なので、ボトムスの作りにもよりますが、前ポケットでの使用にも十分使っていけるのではないでしょうか。
クレジットカードだけ前ポケットに逃がす方法
さて、機能的な財布を3種類見てきたわけですが、やはりひとつの財布に、札、コイン、カードをすべて収納して、前ポケットに収めると言うのは、やはり現実的ではないのかもしれません。
そこで、ぼくは財布はとりあえず普通の二つ折り財布のまま、カードケース(名刺入れ)にカードを入れて、前ポケットにいれることにしました。
これなら、とりあえずカードケースだけを新しく買えば済むので、お財布にもやさしい方法だと思います(個人的には、薄い財布か、旅行財布がかなり欲しいところです)。
薄いカードケース
こちらのカードケースには、最大10枚のカードが入るので十分な収納力があります。
割れてほしくないクレジットカードとキャッシュカードのみを厳選して、前ポケットに逃がすことで狭い前ポケットでも、余裕を持ってインストールすることができると思います。
ちなみに、こちらの「薄いカードケース」は、「薄い財布」と連結して使用することもできますが、そうなるともはや薄い財布ではなくなるので、オマケの機能ということですよ。
スパイベルト
ズボンのポケットにモノが入り過ぎてしまっている方や、そもそもポケットをパンパンにしたくない人におすすめなのが、こちらのスパイベルト。
ランニングなどスポーツをやる時にも人気のスパイベルトは、小さな小さなウエストポーチです。
収納部分は伸縮性があるので、見た目よりも大きなものを収納することができるので、今回ご紹介した「小さな財布」や「薄いカードケース」だって、楽に収納することができます。
まとめ
クレジットカードやキャッシュカードを、お尻の下敷きにしていると、いざという時に、カードが使えなくなってしまい、困ってしまうことがあります。
しかも、カードが割れていなくてもダメージが蓄積されていたのか、カードが使えなくなってしまったことも何度かありました。
今はようやく、前ポケットに大切なカードを移行できたので、カードが割れる心配はほぼなくなりました。
しかし、すべてのカードを前に持ってくるわけにもいかなかったので、割れにくいカードや、割れてもあきらめられるポイントカードは、後ろポケットのメイン財布に収納しています。
そもそも、財布を後ろポケットに入れたまま座ると、財布自体に大きな負担がかかるので、できれば財布はどこかにしまうべきなのかもしれませんが、
ぼくはセキュリティを重視して、肌身離さずというスタイルを貫いています。
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ということで、わかっちゃいるけど辞められないとばかりに、なんどもカードを割ってしまっているという人も、ぜひこの機会に財布の運用方法を見直してみることをおすすめします。