ロードバイクやクロスバイクを買うと、自転車以外にも必要なものがわんさか出てくるのですが、その中でも、ボトルケージとサイクルボトルは優先度が高いもののひとつに上げられるでしょう。
なぜなら、ロードバイクを買う人であれば少なからず距離を乗るでしょうから、サイクリングの途中で喉が渇いた時に水分を補給する必要がでてきます。
優先度が高いからと言って、自転車と一緒にてきとうにボトルケージやサイクルボトルを買ってしまうのはちょっと待ってください!
一口にボトルケージや、サイクルボトルと言っても、実にさまざまな種類のアイテムがあり、見た目の違いだけでなく、使いかってにも大きな違いがあるので、自分の用途に合わせてきちんと選ばないと、後から買いなおしする羽目になることも考えられます。
ということで今回は後悔しない、おすすめのボトルケージ、おすすめのサイクルボトル、をご紹介したいと思います。
初心者さんにおすすめのペットボトル兼用ボトルケージ
通常、ボトルケージはサイクルボトルが収まるサイズに設計されているので、ペットボトルには対応していません。
ただ、常にサイクルボトルを用意して出かけるのはめんどくさいということもあります。喉が渇いたら、出先で飲み物を調達したほうが冷えてますし。
そんな場合は、ペットボトル専用のボトルケージもあるのですが、トピークのモジュラーケージⅡなら、サイクルボトルとペットボトルの両方を使うことができるので、使い勝手がバツグンです。
最初はサイクルボトルを買わずにペットボトルだけで様子を見て、やっぱりサイクルボトルも必要だと思ってから買えば無駄がありません。
定番のシンプルボトルケージ
始めからペットボトルは使うつもりがないよ、という場合は、もっとスタイリッシュなタイプを選択すると良いでしょう。
また、耐久性や重量から考えると、プラスティック、金属、カーボン、と材質も検討する必要がありそうです。
さすがにカーボン製のボトルケージともなると値段もお高くなってくるので、イベラのカーボン柄のようなタイプを使うだけでも雰囲気がでてかっこいいと思います。
とりあえずシンプルでベーシックなボトルケージを選ぶなら、こういったタイプがおすすめ。
右利き?左利き?利き腕対応のボトルケージ
通常のボトルケージは、左右どちらからでも取り出しができるように作られていますが、実際はいつも決まった方の手で取ることになるので、
どちらか一方に特化して取り出し易く設計されたボトルケージという選択も大ありです。
特にロードバイクのフレームが小さい場合、サイクルボトルが取り出しにくいので、斜めから取り出しできるタイプがおすすめです。
こちらのOGKカブトのボトルケージはフルカーボン製なので、ちょっと値が張りますが、まだ良心的な価格に収まっている方だと思います。
右利き用と、左利き用は、別々の商品なので、購入する際は間違えのないように注意しましょう。
超おすすめジェットバルブのサイクルボトル
いきなり超おすすめと書いてしまったので、他のサイクルボトルを紹介する必要がないかもしれませんが、
こちらのポディウムチルがすごいのは、なんと言っても飲み口の蓋が自動で開閉することにあります。
普通のサイクルボトルは飲み口を歯でひっぱり出してドリンクを飲むのですが、こちらのポディウムチルの場合は、ボトルを握るだけで飲むことができて、飲んだ後はそのままボトルケージに納めるだけでいいんです。
そのまま逆さにしてもドリンクが漏れることはありません。また、ボトルを握っても中身が飛び出ないようにロック機能も備えているので、収納する際にも安心な構造。
ただ、ドリンクが残り一口ぐらいになってくるとうまく出てこないので、キャップを開けて直接飲むことになります。
また、ボトルの太さが76cmくらいあるのでボトルケージに入れるとやや窮屈です。
ポディウムチルは保冷機能あり、ポディウムは保冷機能なし。用途によって選びましょう。
ベーシックなサイクルボトル
ポディウムチルのジェットバルブは便利ですが、普通のサイクルボトルだって、決して不便なものではありません。
やはりベーシックゆえの機能美というものもありますし、ベーシックだからこそ価格(コスト)面でも優位性があります。サイクルボトルは消耗品でもありますからね。
また、ベーシックな魅力以外にも、エリートのサイクルボトルには、トップレーサーが使用しているチームロゴ入りボトルなど、デザインが豊富に揃っているので、好きなチームや、ロードバイクのメーカーに合わせてデザインを選ぶ楽しみ方もあります。
ペットボトルを簡易サイクルボトルにする方法
ペットボトルの最大のデメリットであるキャップの開け閉めを、サイクルボトルと同じような構造にできるボトルキャップがあります。
ただ、飲み口の開けやすさは本物のサイクルボトルのほうが優秀だと思います。
とはいえ、これはこれで普通に使えるので、サイクルボトルを用意するのがめんどうな時は、このキャップだけ携帯するという使い方ができて便利ですね。
まとめ
- ロードバイクで長い距離を走るなら水分補給のために、ボトルケージを取り付ける
- ペットボトル対応のボトルケージなら、ボトルの洗浄の必要がなく出先でかんたんに水分を調達することが可能
- サイズの異なるボトルケージを2つ装着するという方法もある
- サイクルボトルだけで使うなら、利き手に特化したボトルケージがおすすめ
- ポディウムチルのジェットバルブは、蓋の開け閉めする必要がないのでおすすめ
- サイクルボトルの太さによっては、ボトルケージからの脱着が窮屈になる場合もある
- ペットボトルのキャップを交換することで、ペットボトルが簡易サイクルボトルになる
最後まで、お読みいただきありがとうございました。