ホイールの振れ取りにニップル回し(スポークレンチ)を選ぼう

クロスバイクに限らず、自転車は長い期間乗り続けていると、じょじょにホイールが振れてきます。

で、ホイールが振れるとなにが困るって、ブレーキの調整に影響がでてくることだと思います(走行にも影響があります)。

せっかく、そこそこのお金をだして買ったクロスバイクですし、ちゃんとメンテナンスをして末永くたいせつに乗っていきたいので、ニップル回し(スポークレンチ)を買ってみました。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告

ニップルとは?

そもそも、ニップルってなんだ?というと、一般的にはホイールのスポーク、リム側についている小さな部品です(特殊なケースではハブ側にある場合も)。

クロスバイクのニップル

ニップルを回すことでスポークの張り(テンション)を調整して、ホイールの振れを修正できる(今回は、細かい調整方法については触れません)。

ニップル回し(スポークレンチ)を選ぼう

今回、ぼくがニップル回しを購入したきっかけは、ブレーキ調整をしようとしたら、以前よりホイールが振れていたからです。

見たところ、まだ調整するほどの振れではないけど、そのまま放置して対応が後手後手になってしまうと、修正しきれなくなる心配があるので、とりあえず買っておこうということです。

ニップル、にもサイズがあるので、対応したサイズのニップル回しが必要になってきます。

サイズ表記は、mm単位と#10~15のような表記があるので、相関関係が分かりづらかったりするので、くれぐれもサイズを間違えないように注意しましょう。

ということで、ぼくは自転車屋さんが作業で使っているニップル回しを実際に自分のクロスバイクにあてがってもらい、それと同じサイズ(同じ製品)を購入することにしました。

ニップル回しには、ニップルのサイズ別に複数の凹があるマルチタイプと、ひとつしか凹がないシングルタイプがあります。

どちらにもメリットはありますが、基本的にはシングルタイプの方がシンプルな分、扱いやすいのでおすすめです。

パークツール スポークレンチ SW-42

今回、購入したニップル回しは、サイズを確認してもらった自転車屋さんが使っていたのと同じものを購入することにしました。

ニップルはちゃんとした工具を使わないと舐めることがあると聞いていたので、パークツールのなかでも、確実に回せる4面固定タイプを選択しました。

ちなみに、4面固定タイプは、ニップルにはめるのが、ややきつく、作業性が悪いというレビューがありますが、ぼくの環境では、ほとんどきついと言う感覚はありませんでした。

ホイールをゼロから組む場合は、作業性で有利な2面固定タイプ(SW-2等)を、仕上げや調整は、確実にホールドできる4面固定タイプ、を選択すると良いでしょう。

基本的には、どちらかひとつあれば良いと思います。

最後に

クロスバイクは快適な乗り物ですが、その快適さを維持するためには、ちゃんとしたメンテナンスが不可欠です。

安いホイールはメンテする必要なしという意見もありますが、ニップルが緩んでしまったら、やはり修正するべきでしょう。

ちなみに自転車屋さんでも、ホイールの振れ取り作業をしてくれますので、自分でやる自信がない場合は、利用するのも良いと思います。

スポンサーリンク
レクタングル(大)広告
レクタングル(大)広告

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする