マイクスポンジを100均の隙間テープで自作した【SONY ECM-SP10】

手持ちのiphoneを使ってYouTube用の動画を良い音で収録するため、SONY製のスマホ用マイク(ECM-SP10)を購入しました。

このマイクはiphoneのヘッドフォンジャック(iphone7以降は変換アダプタが必要)に直接差し込むだけで、たちまち音声録音から動画撮影まで、iphoneの録音能力を簡単に強化することができる画期的な製品。

が、唯一の欠点をあげるなら、マイクの風防(ウインドスクリーン)が付属されていない点です。

Amazonで汎用品のマイクスポンジを購入することもできるけど、ドンピシャのサイズがないし、ただのスポンジの割りには値段が高いので自作することにしました。

100円ショップ(ダイソー)のすきまテープ

以前、なにかの工作に購入した、すきまテープが残っていたので、試しにマイクスポンジを切り出してみました。

すきまテープのサイズは、幅1.5cm 高さ1.6cmの割とダイソーのラインナップでも太めのもの。

市販のマイクスポンジでも小型の物は幅1cm程度だし、今回自作するマイクスポンジを装着させるマイク本体(SONY ECM-SP10)の幅は0.8cmなので、マイクスポンジの材料としては、ちょうど良いサイズです。

マイクスポンジの自作に使えそうな道具

・普通のハサミ
・ヘアカット用のハサミ
・裁縫用の糸切りバサミ
・まゆげ用のハサミ

つまり、ハサミだ。ちなみに、どれも100円ショップで購入可能。

今回わたしは、主に糸切りバサミとヘアカット用のハサミを使用して制作。

スポンジへの穴あけ作業のとっかかりは、先が尖っている裁縫用のハサミが良い気がする。全体的に細いヘアカット用のハサミは穴の奥まで差し込めるので、穴を堀り広げる作業がやりやすかった。

また、四角いスポンジを丸くカットしていくのも、刃の長いヘアカット用がやりやすい。スポンジの角の上から下までを一度に削っていけるので歪みのない仕上がりにできる。最終的な丸み感は美容師気分で適当にカットしていく。

マイクスポンジ(ウインドスクリーン)の実力

扇風機を回して風が吹く方向にマイクを向けて録音した結果、自作マイクスポンジを装着すると、未装着で発生する「ボボボボッ」と言う風切り音がちゃんと消えました!

さすが、元すきまテープ!風の進入を防ぐという本来の仕事をきっちりこなしてくれた。

逆さにしても、すっぽ抜けない

このSONY製のマイク(ECM-SP10)は、付属のクリップを取り付ける都合もあり、マイクスポンジを挿入する部分の長さが短く(8mm)、くびれも利用できないのに、さかさにしてもすっぽ抜けることがない。

これは制作段階で、穴をややキツめの状態で作業を終えたことが功を奏したと思う。

ただ、油断してるといつのまにか紛失することもありうるが、残りのすきまテープでいくらでもスペアを作れるのでとりあえずはこのまま。ちょこっと両面テープでくっつけておくとより良いかも。

おしまい

別のスポンジ素材としては、キッチン用のスポンジでも同じように自作できそうだけど、すきまテープは黒いので、マイクスポンジとしてもっとも違和感がない素材でした。

テレビなんかでは、着てる服にマイクスポンジの色を合わせたりするので、赤とか黄色のマイクスポンジも、別の機会に作ってみてもいいかもしれない。

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