ノートパソコンの処理がどうもモッサリしている時、メモリを増設することで改善する場合があります。
ただ、ノートパソコンだと拡張性が少なく、メモリを増設するのが現実的な手段ではない場合もあります。
ぼくのDELLのノートパソコンには、メモリが1枚しか刺さらないので、最初から装着しているメモリを生かすこともできず、さらにメモリの規格が古いため、現行のメモリより割高な価格でした。
そこでHDDをSSDに換装してみることにしました。
SSDに換装
SSDは、HDDのようにディスクを回転させて読み書きするのではなく、フラッシュメモリの電気信号だけで動くので、HDDより処理速度が早くなることが期待できます。
今まではwindows7のレディブーストという機能を使って、USBメモリをフラッシュメモリの代わりにして、なんとか処理速度を上げていましたが、
SSDに換装して、レディーブーストを設定しようとすると「SSDが早いからレディーブーストは必要ないよ」とwindows7に諭されるようになりました。
サクサク動くように
換装してみた結果、体感的にはかなり快適です。
というのも、CPUがCeleronでメモリ2GBというかなり脆弱なパソコンで、ブラウザを開くだけでももっさりしていたのが、普通の作業であればサクサク動くようになりました。
スリープ復帰ではなく、電源オフから起動させた場合の立ち上がりもけっこう早いです。
耐久性
ただひとつ不安要素なのは、SSDにメモリの代わりをしてもらうと、SSDの寿命が縮みそうなこと点です。
でも、最近のSSDは耐久性を上げる工夫がされているようですし、3年保証、5年保証の商品も多く出ています。まぁ保証が効いてもバックアップは取っておかないとだめですけどね。
そんなことで、寿命はあまり気にしなくてもいいという意見もあり、そのあたりは自己判断になりますね。
ぼくのDELLノートはメインPCではないので、まぁとりあえずいいかなって感じで使っています。