どうしていつもダイエットは成功しないのでしょう。
毎日、様々なダイエット法が、テレビや雑誌で紹介され続けている世の中ですが、なぜか今だに決定的なダイエット法は確立されてはいません。
それは、いったいなぜなのでしょうか?
ひとまず、いろいろ見える化(可視化)してみよう
世の中には、糖質制限ダイエットやら、ココナッツオイルダイエットなどなど、それはもういろいろなダイエット法があるわけですが、
ダイエットを、なんとなくの感覚でやっているようなら、うまく痩せ続けていくことはむずかしいと思います。
実はダイエットというのは、かなりの部分を数値化することができるので、ダイエットの進捗を感覚ではなく、明確な数値で把握していくことができます。
体重を見える化する
まずは定番なのが、体重を計ることですが、これはもう基本ですよね。
体重はただ計るだけでなく、日々の体重をグラフにすることによって、体重の推移が可視化され、自分の体重の落ち方や停滞期に入るパターンがわかるようになります。
ぼくの場合、体重が1~2kg落ちたら、3~4日ほど停滞期に入り、その後にまた落ち始める、というパターンをずっと繰り返す感じでした。
最近はスマホのアプリで、簡単にグラフ化できるので、簡単に管理できます。
ぼくは「計るだけダイエット」と言う、NHKのためしてガッテンのアプリを利用していました。
ところで、よく、食べ過ぎてしまった日は怖いから体重計に乗りたくないという女の人がいますが、
厳しいことを言うようですが、現実から目をそむけているかぎり、現実を変える力は手にできません。
むしろ、体重増加を目の当たりにした、その心の痛みこそがダイエットを貫く原動力になるはずです。
なにしろ、人間の行動パターンは快を求めて痛みを避けるようにできていると言われています。
まぁ、だからこそ、美味しい食べものを食べまくってしまうと言うわけなんですよね。そのうえストレスがあればなおさらのことです。
鏡で自分の身体を見える化する
お風呂に入る時など、裸になって自分の身体をじっくり見ることができる環境を作ることも、かんたんで効果的な可視化の方法です。
ウォールミラーやスタンドミラーを設置して、全身が見えるようにしましょう。
ただし、自分の身体を眺めて極度に自信を失なってしまわないように気をつけてください。
痛みを原動力にしてダイエットが成功し始めれば、今度は快があなたの推進力になるでしょう。
日々の行動を見える化する
人間には一日に必要な摂取カロリーというものがあります。
つまり、カロリーを取り過ぎれば太る傾向にあり、カロリーが不足すれば痩せてしまう傾向にあるということですよね。
そこで、自分の一日に必要な摂取カロリーをだいたいの目安でいいので(ネットや本で)調べたら、
後は、毎日の摂取カロリーよりも食べ過ぎてしまったのか、あるいは適切なカロリーで抑えることができたのかを明確な数値として、日々、自分の行動をジャッジできるようになります。
また、食品のカロリーについてはスマホで検索すれば、だいたいのカロリーの目安はすぐに調べることができますし、
コンビニのお弁当やカップ麺については、ほとんどの場合、パッケージにカロリー表示があるはずです。
慣れてくれば、カロリーをいちいち計算しなくても、食べた物のカロリーを、ほぼほぼ把握できるようになりますよ。
で、ここまで来れば、ようやく「感覚でダイエットしてますけど、なにか」ということが許されるようになる訳ですね。
グラフ化についても同じことが言えますが、早々と「感覚で~」という風に切り替えてしまうと、ダイエット失敗に繋がるともなりかねないので、くれぐれも注意が必要です。
だけどダイエットにゴールはない
せっかくダイエットがうまく言ったのに、しばらくすると元に戻ってしまうことがあります。
そう、リバウンドというヤツです。
痩せたからと言って、せっかくのダイエットモードを解除してしまったら、当然、体重はまた増えるベクトル(方向)に向かい始めることになります。
なので、カロリー制限をする際には、極端なカロリー制限をして痩せたら食べる量を増やすという無茶の方法ではなく、
ダイエット期間も、目標の体重になった後も、常に適正なカロリー値を摂取し続ける覚悟で挑むべきだと考えます。
通常ダイエットのゴールとは、目標体重であったり、お腹がスマートになった、ということになりますが、
実は、ゴール到達後には続きがありまして、それは第二部として、今後ずっと体重を維持していくというダイエットゲームが始まることになります。いやー、ビックリですね。
まとめ
今回はダイエットを可視化してみることについて考えてみました。
例えば、ビジネスの現場では、売り上げ目標を達成するために、数値化や可視化を当たり前に活用しています。
また、日々の進捗に数字(可視化)を利用できなくなったとすれば、目標達成は容易なことではなくなります。
よく「女性は数字が苦手だ」なんて言いますが、大それた計算はどこにも出て来やしません。
日常の買い物でお金の計算ができるのであれば、まず問題のないレベルですので、ぜひ参考にしてみてください。