マイクロ起業、ひとりビジネス、小商いと、言い方は数あれど、オーバーワークに陥りがちなサラリーマンを辞めてのんびりマイペースに小さく儲けるスタイルが注目を集めています。
最近の若者はモノを欲しがらない風潮がありますが、それは若者だけに限らず、でっかい会社を作って大儲けすることより、自分らしい人生を送るために自分サイズのビジネスを楽しくやっていくことのほうが魅力的なことに思えます。
今回はそんなマイクロ起業に関する書籍をまとめてみましたので、よろしかったら参考にしてみてください。
お金が教えてくれること
この方はもともとレンタルサーバービジネスでマイクロ起業をして、最後はGMOに会社を売却して大成功してしまった方。
その後に、経営面では苦労もあったようで、そのあたりについても知ることができます。
等身大の自分でできることで小さく稼ぐ、という趣旨はサラリーマンの給料+ボーナスのある生活に慣れてしまった人にとっては、お金について新鮮な気付きが得られるかもしれません。
1万円起業
レバレッジリーディングなど、レバレッジシリーズで名を馳せた本田直之さんが翻訳した本書は、貯金なしで会社を辞めなくても始められるビジネスを紹介しています。
具体的なビジネスの実例の中で、お金をかけずに効果的に宣伝する方法や、売り込みかた、あるいは収入を上げる方法など、マイクロ起業に関する様々なアイデアを知ることができます。
自分の趣味や経験をビジネスにする知識を得ることができるでしょう。
ナリワイをつくる
自然の中でマイペースに暮らそうよ、というような、スローライフ的な雰囲気のある本書。
ひとつの仕事で安定した収入を確保するのではなく、小さな収入源を複数持つことをすすめています。
毎日同じ作業をすることの少ない複数のナリワイを持つことで、それぞれの仕事を飽きずに楽しむことができそうです。
小商いのはじめかた
こちらは、小商いというフレーズでマイクロ起業の実例を紹介している本です。
こちらの実例を読んでいると、ほんとにかんたんに始めることができそうだなと感じるはずです。
具体例を知る利点は、こんな感じでもだいじょうぶなのかーと、自信がつくことだと思います。
そろそろ会社辞めようかなと思っている人に
やりたいビジネスがなんとなくイメージできたら、その仕事でどのようにして儲ける仕組みを作るかを学ぶとよいと思います。
収入の種類から、サラリーマンと個人事業主の心構えの違いなどについても詳しく教えてくれます。
自分のビジネスの土台作りに最適な1冊。
まとめ
サラリーマンと経営者(自営業主)では、ほんとに考え方が180度違うと思います。
働き方ひとつとっても、サラリーマンは毎月の収入がほぼ約束されているし、自分のお金を仕事のためにリスクにさらすこともありません。
それが、自営業になると自分のお金をリスクにさらしているのに、収入が約束されていないことが基本になります。
なので、まずはそのあたりを実感するためにも、マイクロ起業を始めてみることをおすすめします。
退路を断つということで、会社を辞めてお店を借りるのは成功法則的に言って有効ですが、まずは小さく始めて見る方が安全に経験値を稼ぐことができますよ。