全録機の中でも、異色の存在がガラポンTVだと思います。ぼくも1台所有しているので、ガラポンTVについて書いてみたいと思います。
ガラポンTVの特徴
ガラポンTVは普通の全録機と違い、ワンセグ画質です。また視聴は主にパソコンやスマートフォンから見ることになります。
設定を行えば、外出先でもスマートフォンやタブレットを使って録画番組を見ることができます。さらに追っかけ再生を利用することで、ほぼリアルタイムで現在の番組を視聴することもできます(インターネット環境が必要です)。
録画した番組の検索も、慣れたパソコンやスマホから操作するので、あたかもyoutube感覚で番組を探せることも大きな魅力だと思います。
パソコン作業中に録画番組をながら見するのが、ぼくのお気に入りです。
ワンセグ放送とは
ワンセグ放送とは本来、携帯電話などの移動端末向けの放送のため、320×240ピクセルの低解像度の映像です。ガラポンTV自体は移動しないのですが、このワンセグの低解像を生かして作られました。
ワンセグだから長期間番組を保持できる
今や世の中は、4Kなどさらなる超高画質化に向かっているところですが、ガラポンTVはワンセグ画質です。そのため、1つの番組に多くのデータ量をとられないため、外付けHDDを追加することによって、4ヶ月もの期間、録画番組を保持することができます。
これは、ゆうに連続ドラマが1本まるまる保管できる期間です。フルセグ機でまねしようとするなら、かなりのHDDが必要になるでしょう。
ワンセグだから電気代も安い
ワンセグ、電気代も安く押さえることができているそうです。公式サイトで電気代の目安も記載されていています。
全録機の機種によっては、電気代が月額の動画配信サービスの料金みたいになってしまいかねません。でも、全録の便利さにはそれだけの価値があるのかもしれません。
使ってみた感想
ガラポンTVを使って一番助かるのは、テレビの番宣を見て録画予約をする必要がなくなったことです。それまでは番宣を見たらその後もう一回、いつ放送するかを確認して予約をするんですけど、つい忘れてしまって気付いた時には、もう手遅れってことがよくありました。
あと、途中から見始めた番組に好きなタレントが出演していたりして、最初から見たかったっていう場合があります。そんな時にも、ガラポンTVのありがたさを感じますね。
まとめ
ガラポンTVは、本体も小さく、UI(操作画面)も優秀で、1度も使った経験がないのはもったいないと思います。グーグルが便利であるように、ガラポンTVはテレビ番組をグーグル化できる、そんな小さな機械です。