WordPressでウェブサイトを作成すると、ドメイン直下かサブディレクトリにWordPressををアップロードすると思いますが、結局どっちが良いのでしょうか。
初めて作成した場合、WordPressの本や、ウェブサイトの説明どおりに作業をするので、気付いたら、どちらかの方法でサイトの作成が完了していた、と言ったケースが多いと思います。
サブディレクトリ問題
ぼくの場合も説明に書いてある通りに作業を進めた結果、サブディレクトリにアップロードしていました。
で、そこでぼくは、初めて独自ドメインの末尾にサブディレクリ名がついてしまっていることに気が付きました。
サイトのトップページのアドレスが「独自ドメイン.com/サブディレクトリ名/」になっているんですよ。。。
トップページがこんなアドレスになっていることってないですよね。ちょっと、かっこ悪いです。
ちなみに、サブディレクトリを作成せずに、ドメイン直下にWordPressをアップロードしていれば、トップページは「○○○.com」のようにスッキリしています。
※「.com」部分は取得したドメインにより異なります
でも、後から末尾のサブディレクトリ名を外す方法もあるみたいです。
が、ぼくはいろいろ調べた結果、最初からアップロードをやり直す方法を選びました。
それにしても、サブディレクトリにアップロードする方法を紹介しているサイトやWordPress関連の書籍は多い印象があります。
だからぼくも、サブディレクトリにアップしてしまったんでしょうね。。。
ドメイン直下とサブディレクトリの違い
ということは、どちらの方法にもそれぞれメリットがあるのではないかと思い、のちのち後悔しないためにも、自分のサイト運営にはどちらがベストな選択なのか調べてみないと気がすみません。
ただ、本当のところは、「単純にドメイン直下でアップロードすればいいじゃん」という考えで終わりにしたかったので、サクッと調べてみます。
でも、ネットで調べても、よくわからなかったのでWordPress関連の本を読み漁ってみることにしました。
10冊ほど検証してみると、WordPressのアップロード方法はかんたんに片付けられていて、どこにアップロードすればいいかすら書かれていない本もありました。
検証の結果、2冊だけ参考になる記述が見つかりましたので、そちらの書籍をご紹介します。
WordPressの教科書
この本は、今回の検証で唯一WordPressをドメイン直下にアップロードする方法を推していた本です。
ドメイン直下の場合だけ、WordPressの「検索エンジンによるサイトのインデックスを許可する」という項目の動作検証ができる方法が記載されていました。
この検証はあまり使わないかもしれませんが、それでも詳しい方に「ドメイン直下のほうがいいよ」と、背中を押してもらえた気がしました。
ちなみに、この本はPHPのカスタマイズ方法が多く書いてあるので、PHPのことがなにも分からないという人にもおすすめです。とりあえず、なんとなくPHPがつかめると思います。
WordPress レッスンブック
こちらの本は、ひとつのドメインで複数のサイト(マルチサイト)を作る時の違いについて書いてありました。
サブディレクトリの場合と、ドメイン直下(ドキュメントルート)へアップロードした場合では、マルチサイト化した場合に採用できる選択肢に違いがあるようです。
今のところ、マルチサイト化する予定はないので、説明もかんたんにしか読んでいませんが、ざっくり言えば、ドメイン直下のほうが選択できる余地が多くありそうだと思いました。
※同一タイトルの別バージョンの書籍には同様の記載がない場合があります
結論
という2冊の本の記述を含め、総合的に判断するとドメイン直下のほうがよさそうですね。
ちなみに、サブディレクリのメリットは、サーバー(ドキュメントルート)がごちゃつかなくて済むことです。
今でも詳しい違いはよく分かっていないのですが、WordPressだけでサイトを作るなら、ドメイン直下にしたほうが、かんたんでいいんじゃないかなと思います。