MacBook Air(2017)がVenturaへのOSアップグレードから外されたので、ASUS X415JAを購入しました。
MacBook Airからの乗り換えということで、引き続き、持ち出せるメインマシンとして、ネット検索、動画視聴、Officeソフト利用など、軽めの作業をマルチタスクで、快適に動作するスペックを選ぶ条件としました。
また、今回はコスパをもっとも重視し、ノートパソコンの底値を狙いつつ、性能、デザイン、メーカーの信頼性、など全てにおいて納得のいくノートパソコンを手に入れることができました。
ASUS X415JAのサイズと重さ
幅325.4mm×奥行き216mm×高さ19.9~20.4mm 約1.53kg
狭額の14インチモニターなので、今時のノートパソコンらしく、コンパクト。
重さを実際に計ると1430g。カタログスペックより100gほど軽い。
アダプタは153gなので、合計で1583g。
ちょっと古いが手持ちのMacBook Air(2017)のカタログスペックは、
325mm×奥行き227mm×高さ3〜17mm 約1.35kg
サイズに関しては厚みだけX415JAの方が増したが、5万円以下の価格帯であれば決して悪くない。
MacBook Airの本体重量は実測で1345g。アダプタが188g。アダプタを含めた重量比では、X415JAがわずかに50g増加する程度に収まった。
ASUS X415JAの性能
CPUはインテル® Core™ i3を搭載しているので、ネット検索、動画視聴、Officeソフト利用など、軽めの作業をマルチタスクで、快適に動作するスペックは十分かと言えます。
メモリは4GBと、今どきのパソコンとしては少ないので、できれば8GB以上に増設したいところ。メーカーはサポートしないと公言しているのでなんとも言えないけど、実際には空きスロットがひとつあり増設すること自体は可能なんだとか(私の環境では4GB+8GBで12GBを認識している)。
ストレージはSSDで128GB。m.2のSSDなのでデータの読み出しも早く、ネット検索、動画視聴、Officeソフト利用程度であれば十分に足りますね。
ASUS X415JAのデザインまわり
5万円以下のコスパ重視のパソコンなので、外観はすべてプラスティックとか樹脂とかそんな感じ。
アルミ筐体のMacBook Airは確かにクールだけど、最初はキーボード部分が冷たくて慣れるまで違和感でしかなかったので、結局は樹脂製のほうが良かったりする。
全体としてシンプルにまとまっていて、スタバでドヤることはできないけど、質実剛健という感じで好感が持てる。
アダプタは汎用のUSBタイプCではなく、昔ながらの専用ピンジャックながら、コンセント側は今どきのデザインでコンパクト。
HPやDELLは、いまだに昔ながらのノートパソコンのアダプタなので携帯性もデザイン性も劣る。こういう細かいところにパソコンの組み立て屋さんとの違い、メーカーの実力を感じる。
ASUS X415JAのキーボード
ASUS X415JAのキーボード
キーボードの剛性は高く、キーボード自体がたわんでしまうこともない。
また、MacBook以外の日本向けノートパソコンの多くは、キーボード配列がおかしいんだけど、ASUS X415JAに限ってはだいぶ良い。
乗り換え前のMacBook Air2017に近い配列。電源ボタンの位置まで同じモデルはなかなか見つけることができなかった。
この場所に電源ボタンがあると、間違って押してしまうと言う人がいるけど、間違えて押すことはほとんどないし、起動中の電源ボタンの機能は変更できるので、各自で対応可能だ。
MacBook Air2017のキーボード(テカテカしてる)
ASUSとは
パソコンやスマートフォンは、特に信頼できるメーカーの製品を選ぶことにしている。
こいつらは個人情報の塊なので、メーカーが配布するファームウェアなどに不正やミスがあると困りますからね。
独断と偏見になりますが、以下のメーカーから選びたいと考えています。
Apple(アメリカ)、ASUS(台湾)、DELL(アメリカ)、HP(日本)
ASUSは、パソコンの主要パーツであるマザーボードのメーカーとして、有名な台湾の企業。以前はSONYのパソコンも生産していた様で、皆さんも知らないうちにASUSのお世話になっているかもしれません。
なお、ASUSは過去にアップデートツールからマルウェアを配信してしまった過去がありますが、のちにセキュリティ対策を強化しています。
同じ時期に複数のメーカーで同様の事件が発生したという情報もあるので、名指しで報告されたASUSは信頼回復のためにも対策をしっかりと行い、逆に今は安心して使えるのではないでしょうか。
とはいえ、今後も、あらゆるメーカーでこういった事件が起こる可能性が0になることはないので、絶対安心なメーカーというのはないんですけどね。