Windows Vistaサポート終了前にOSを乗り換える3つの選択肢

Windows Vistaのサポート期間もあと一年と少し(2017/4/11まで)となり、ついにOS乗換えを検討する時期が迫ってまいりました。

Winodws Vistaはデビュー時こそ不評の嵐でしたが、今となっては何の問題も起こらない普通に優秀なOSです。

でも、Windows10へのOS無料アップグレードの対象からは唯一除外された現役のWindowsであり、けっきょく最後まで浮かばれない存在だったとも言えます。

しかし、このままWindows10にアップグレードすればよいのかと言えば、必ずしもそうであるとは言いきれない状況になってきました。

というのも、最近はスマホやタブレットの普及に加えアップルのMacも人気のため、Windows(マイクロソフト)は以前ほどの支配力を失いつつあります。

クラウドサービスなどOSに縛られないサービスやソフトウェアが普及した現在では、Windowsがないと仕事にならないという時代ではなくなりつつあります。

IT業界の勢力図が塗り換わった今こそ、OSを考え直す転換期なのかもしれません。

というわけで、Windows Vistaが終了するまでの期間に新しい環境を準備し、じっくり新しい環境に慣れるための計画を考えてみたいと思います。

Macに乗り換え

iphoneユーザーならこの機会にいっそ、Mac※に乗り換えてみてはいかがですか?

もちろんAndroidユーザーだってMacを使ったっていいんですよ。

Windowsにはないこだわりのデザインとユーザーインターフェース(UI)を、筐体、OSのそこかしこに感じ取ることができます。

ここ数十年、圧倒的シェアを誇ったWindowsよりもシェアが少なかったため、ウイルスは少なく感染のリスクが少ないOSです。今後、Macの利用者が増えると状況は変わってくるかもしれませんが。

また、MacのOSは、2つ前の「Mavericks」から無料で配布され始めました。

今後どうなるのかまではわかりませんが、OS無料という時代を迎えたのでしょう。

Macだけでは不安という人は、WindowsをMacのパソコンにデュアルブートしてどちらも利用できる状態にすることができます(別途Windowsを購入する必要があります)。

※Mac(OS)はAppleのパソコンにインストールされたものであり、その他のパソコンには導入できません

無償OSのUbuntuに乗り換え

UbuntuとはLinuxをベースに作られた無料で使用できるOSで、昔に比べて今はかなり使いやすいOSになりました(手持ちのマシンにインストール可能、システム要件確認のこと)。

こちらも比較的利用者が少ないため、ウイルス感染のリスクが低いとされるOSです。

Vistaのサポート終了までの間にUbuntuをインストールして、使い方に慣れてしまいましょう。

パソコンで特別なことをやらないのであれば、だいたいubuntuでこと足りてしまうでしょう。というより、けっこうなんでもできます。

USBメモリから起動できるUbuntuOSを作成すれば、Windowsパソコンはそのままで、使いたい時だけUbuntuとして起動できるようにできます。

動作させるパソコンによっては無線LANなどの一部デバイスが動かない場合などがあり、難易度はWindowsやMacよりもやや高め。パソコン中級者以上の方におすすめです。

Ubuntuはウェブサイトからダウンロードしてディスクを作成することもできますが、初めての方は雑誌に付属したライブCD(DVD)で使い始めるのが楽ちんです。

Google Chrome OSに乗り換え

Googleの「Chrome OS」を搭載したノートパソコン「Chromebook」に乗り換えてみるのはいかがでしょうか。

Andoroidユーザーさんはやっぱりこっちですかね。

Chrome OSは、基本的にWebブラウザ上で動作するため、比較的低スペックのマシンでもサクサクと動きます。

低スペックならではの利点としてバッテリーが長持ちすることや、マシンを比較的低価格で手に入れられることが上げられます。

ネットサーフィンやかんたんな文章作成などにしかパソコンを使わず、今までWindows機を持て余しぎみだった場合にはChromebookと言う選択肢もよいと思います。

また、オープンソース版の「Chromium OS」はウェブで配布されているので、ある程度の知識があれば手持ちのマシンに導入することができます。

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おしまい

ぼくはWindows Vistaが使えなくなる前に、今からMacかUbuntuをメインに移行していく予定です。

Vistaサポート終了後、どうしてもまだWindowsが必要な場合には、Windows10を購入し手持ちのMacbookにデュアルブートするか、自作PCを新規で1台組もうかと言ったところです。

増税前に自作PCをひとつ組んでおくのも良さそうなので、ほとんどWindowsの必要がなくてもけっきょく買ってしまいそうですが。。。

それにしてもOSのサポート終了はめんどくさいことですが、新しいPCの環境を考えるのもまた楽しいですね。

関連記事→WindowsとMacを使い比べてわかったこと

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