Windows XPから、パソコンを使い始めて約12年ほどwindowsを使ってきました。
今でも、メインマシンはWindows Vistaで、Windows7のノートパソコンも1台所有しています。
ぼくは、パソコンと言ったらWindowsでしょ?っていう感覚で生きてきた普通の人間だったのですが、ここ数年、アップルストアなどで触るMacのUI(操作感)がとっても心地よく感じたので、今更ながらMacに興味が沸いてきました。
Mac
アルミボディのスッキリしたボディとOS(画面内のデザイン)が、みごとにマッチしていて、これなら毎日気分よく仕事ができそうな気がします。
また、ipnoneでおなじみのスライドした指の速度にぴったり同期して流れる慣性スクロールが、かっこよくて気持ちいいんですよね。
この自然すぎるタッチの精度だけは他社は追いつけないでしょう。
なぜって、そもそも他社はスクロール精度を追求する必要性をアップルほど持っていないのだと思います。
スティーブ・ジョブズ氏が作り上げたアップルの職人気質な社風こそだと思いますし、そのこだわりは日本人としても共感できるところです。
ちなみに、Macの場合は画面をタッチするのではなく、手元に置いたトラックパッドをタッチすることで、iphoneのようなタッチ操作を可能にしているんですよね。
1本~4本の指でジェスチャを使い分けることで、直感的かつ多彩な操作が可能となっています。
Macを1年間使ってみた感想
今年の始めにMacBookを購入しました。
前述したとおりUIのかっこよさは申し分ないのですが、トラックパッドは思ったより使いにくい感じで、普通の操作はマウスのほうがいいかもしれません。
特に縦長のウェブサイトは、マウスのホイールをコロコロ回してスクロールしたほうが楽ちんです。
期待していた慣性スクロールも、慣れると特に気にしなくなってしまいました。
ただ、MacBook(ノートPC)限定ですが、出先にマウスを持っていくのはじゃまなので、外出時はトラックパッドが大活躍します。
Windows機についたタッチパッドより感度がしっかりしていると感じます。
Macは画面分割がかんたんにできませんでしたが、最新のOS「El Capitan」で、新機能として追加されたようです。
Windowsに比べてウイルスに強いと言われていますが、有料のウイルスソフトを利用したい場合、安い製品が少ないのが難点です。
本体に加え、オプションパーツも高いので、Windowsに比べてお金がかかります。
例えば充電器は純正以外は粗悪な製品が多く、純正は9,500円(税別)もしますから、ぼくは神経質なほど大事に扱っています。
WindowとMacを比べた結果
ぼくの場合、Windowsがないとできない作業はあっても、Macじゃないとできない作業はありません。
これは、ぼくに限ったことではなく、MacにわざわざWindowsを追加で購入してデュアルブートして使っている人もいるのでMacを使う明確な理由がない場合、例えば「かっこいいから」という程度の理由なら、Windowsを使っているほうがいいかもしれません。
逆に、パソコンを持ち歩く人の場合は、MacBook Airや、MacBook Proが、携帯性(薄さ)と、トラックパッドの精度の点で、Macをオススメします。
特に現行のMacBook Proは、Airより一回り小さくなったので、Airよりオススメ。
Macはフォントがきれいなので、このあたりはWindowsにもしっかりしてもらいたいところです。
Mac(OS)は、最新バージョンへのアップグレードが無料です。
2015年10月1日に発表されたOS X El Capitanは、iMac(Mid 2007以降)まで対応しているようです。
Macは非常に魅力的なOSなのですが、Windowsよりソフトが少ないと言う点に、なにより不満を感じるかもしれません。
例えば、大手IT企業の傘下である証券会社が提供している株取引ソフトですら、Macに対応していなかったりします。
磐石だったWinodwsも、これからどうなっていくのかわからなくなってきた感のある今、Macのソフトが充実していく可能性も十分考えられますが、今のところは、MacにWinodowsを同居させてあげるという使い方が一番おすすめですかね。
やっぱりMacはお金がかかりそうですね。
でも、両方使ってみないことには、自分にとってどっちが向いているのかは永遠に分からないというのが本当のところです。
Macをまだ持っていない方は、ぜひ1台、手に入れてみるのもいいかもしれません。
デスクトップのMac
ということで最後に、ぼくが検討して選ばなかったデスクトップのMacについて、かんたんに紹介して記事を終わりにしたいと思います。
iMac
自宅使用がメインでMacを十分に体験したいなら、断然iMacがオススメです。
最近はスマホなどの高精細なディスプレイで、目が肥えてきたので、自宅のパソコンも品質の高いratinaディスプレイ搭載のiMacにすれば、疲れ目も軽減できそうです。
Mac mini
外付けHDDくらいの大きさの小型パソコン。
汎用モニターに接続して使うことができるので、既存のWindows機と併用したり、リビングのテレビをMac化するなんてこともできてしまうのです。
もちろん、一般的な用途なら、メインマシンとしても十分使えます。
また、比較的安いコストでデュアルモニター環境を作れて、モニターサイズの選択肢も広がります。
※この記事の情報は掲載当時のものです