最近では、電子書籍で多くの本を買うことができるようになりつつありますが、今までに収集してきた本で部屋が溢れてしまっている人も少なくないのではないでしょうか。
ぼくも、本が増えるごとに本棚を買い足していったら、いつのまにやら部屋が手狭になってきました。
今となっては本棚ごとじゃまなので、そろそろ本の整理を始めたいと思うのですが、自分の性格からしてきっと整理したところで、ほとんど捨てられないというのがオチであることは分かりきっています。
ということで、スキャナーを購入して、自炊(電子書籍化)を試してみようかと思います。
ちなみに自分が所有している本を個人で利用するために(自分で)行う私的複製は問題なく行うことができるようですよ。
自炊(電子書籍化)に必要なもの
Canon ドキュメントスキャナ imageFORMULA DR-C225W
カール事務器 裁断機 ディスクカッター A4サイズ DC-210N
自炊するために、最低限必要なものは、パソコンとドキュメントスキャナー、あとはカッターくらいでしょうか。
くらいとはいえ、けっこう値の張る買い物になってしまうかもしれません。
節約するなら、カッターを簡易バージョンにする方法もあります。
ロータリーカッターと定規、それとカッターマットを一式揃えると良いでしょう。
けっこう大きい刃なので軍手をして、ケガにはくれぐれも気をつけましょう。
自炊の流れ
まずは、少しかわいそうな気もしますが思い切ってカッターで本をバラバラにします。
その後、大量のページを連続でスキャニングしてくれるドキュメントスキャナーでPDFデータでパソコンに保存したら、もう自炊完了です。
道具さえ揃えてしまえば、そんなにむずかしいことはありません。
ただ、このままではパソコンでしか読むことができないので、本をゆっくり楽しむには少し不便ですね。
でも、とりあえず読める状態で残しておけばひとまず安心なので、このまま終了でもよいと思います。
電子書籍として楽しむ方法
実際に読むことを考えると、電子書籍リーダーのようなものが欲しいところですよね。
そこで最適なのはRatinaディスプレイを搭載したipadもしくはipad Airです。
ご存知、Ratinaディスプレイは高精細なディスプレイなので、小さな文字までクッキリ表示することが可能。
加えて、「i文庫HD」というipadアプリがあれば、自炊したPDFデータを電子書籍として非常に読みやすい形に表示してくれます。
この2つを備えたipadは自炊本を楽しむために最適なデバイスでもあったのですね。
なお、i文庫HDは有料のアプリになりますが、これがないとipadで自炊本を読むのは無理ではありませんが、かなり読みずらいと思います。
また、一般的な電子書籍リーダーは、自炊本を表示するのは不向きな場合が多く、自炊本を表示、閲覧するならipadが扱いやすいと思います。
おしまい
ぼくは、今回紹介した道具を一通り揃えて手持ちの本を少しづつ整理しています。
今後は電子書籍で買えるものは電子書籍にするなどして、本棚ひとつで暮らしていくことを目標にします。
それでも紙の本も大好きなので、まだまだ紙の本も諦めきれません。なかなか困ったものです。
とりあえず今は、在庫の整理を進めていきたいと思います。
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けっこうあるんだよね。。。