ウィンドウズ7のアップデートがなかなか始まらない（終わらない）ということはありませんか？
調べてみると、どうやら低スペックなパソコンに多く表れる症状の様です。
ぼくの持っているウィンドウズ7入りPCは、めちゃくちゃ低スペックなので、朝にウィンドウズアップデートをスタートしたら夜まで終わりません。
ぼくの環境では、だいたい5時間～10時間くらいかかるのが普通という感じになってきたので、最近はなんとも思わなくなってきました。
でも、最近記録を大きく更新し、ダウンロード開始から終了まで25時間を要しました。
09年 DELL 11z セレロン1.30GHz メモリ2GBの場合
CPUはクアッドでもデュアルでもなくシングルコア。インテル アトムCPU搭載の小型ノートPCが流行ってた時代の製品です（当時アトムより高性能という売り文句でした）。
アップデートを開始すると、ずっとCPU使用率100％のまま。まず更新の確認だけで6時間、ダウンロード＆インストールで25時間を必要とします（2016/7アップデート）。
朝にインストールを開始して夜になっても終わらず、「まぁ寝れば朝までには終わっているか」と思って翌朝おきみても、終わっていないというのはけっこう恐怖ですよ。
それでも、ひたすら待つ。更新中に表示される緑色のゲージが動いていれば、とりあえず待ってみる感覚ですね。さすがにこれ以上時間がかかるようになったら新しいパソコンを考えます。
ちなみに、このPCは本体の不具合で充電すらまともにできないポンコツマシンなので、ウィンドウズ10への無償アップグレードは見送りました。なんとか2020年のサポート終了（ウィンドウズ7）まで使ったら引退させます。
※追記（2016/08/17）
2016年8月分のアップデートでは、更新の確認だけで34時間かかりました。最長記録を更新です。それにしても、ウインドウズ7のサポートが終了する2020年頃のアップデートではいったいどれくらい待たされることになるのでしょうか。。。
09年 自作 アスロン64X2 3.10GHz メモリ4GBの場合
同じ年の前半に組んだ自作パソコンはOSがウィンドウズビスタ。CPUはインテルではなく、AMDのCPUを採用しています。
まだCPUがデュアルコアになったばかりの古いCPUですが、現役バリバリで動作は快適そのものです（グラボ併用でドラクエ10を高画質でプレイできました）。
こちらのマシンは、ウィンドウズアップデートを自動に設定しているので、知らない間にインストールまで完了しているので、どれくらいアップデートに時間がかかっているのか分からない状態ですが、マシンスペックが高いこともあって感覚的にはそれほど時間がかかっていない印象です。
※追記（2016/08/17）
2016年8月分のアップデートを手動で実行したところ、更新プログラムの確認だけで15時間ほど必要としました。マシンスペックの違いがあっても、余裕で16時間越えというのが、現状のようです。
自動アップデートは知らない間にアップデートが完了するので、アップデートのわずらわしさから開放されますが、マシンのスペックが低いとアップデート中のパソコン処理が重くなるので、あまりおすすめできません。
ちなみに、ウィンドウズ10のHomeエディションでは、手動アップデート自体を選択できない仕様になっているみたいですね。
常にCPU使用率が100％の状態
最初に書いたDELL 11zは、アップデートがひたすら遅いという症状だけでなく、SP1を入れた後くらいから、なにもソフトを起動していない状態で、常にCPU使用率が100％と言う状態になってしまいました。
さすがにスペックが低すぎということで、しかたがないとあきらめていましたが、実はこの症状もウインドウズアップデートが悪さをしていたようです。
タスクマネージャー（サービス内）から、ウィンドウズアップデートを自動から手動に変更したところ、今まで常に100％だったCPU使用率が、なにもしていない状態で0％～5％に落ち着きました。
ちょっと調べたら、あっさり直るもんだね。。。今までもっさりしていたパソコンが、普通の低スペックPCの状態に戻ってくれたのはうれしいことですが、それにしてもウインドウズっていったいなんなんだろーか・・・(￣ ￣；)
ちなみに、ウインドウズアップデートは手動になりますが、ぼくの場合、もともとマイクロソフトのスケジュールを見て自分で実行していたので、特に問題はなさそうです。
ただ、アップデートを開始すると、問答無用でCPU使用率100％の状態に戻りますけど。
最後に
現在、3台のウィンドウズPCを持っていますが、スペックの低いパソコンは、ウィンドウズアップデートにひたすら時間がかかるので、今後、購入するパソコンのCPUとメモリのスペックには、絶対に妥協しないことにします。
とはいえ、手持ちのウィンドウズ7に関しては、これからもひたすらアップデートを待ち続けることになりそうです。
