クロスバイク関連のパーツで、もっとも重要なアイテムのひとつなのが鍵(ロック)です。
鍵選びのポイントは、金額、強度、使いかって、の3つです。
これを踏まえて、鍵の種類を見ていきましょう。
斉工舎(SAIKO) シャックルロック SAIKO LMX-7
U字ロックは比較的頑丈なロックとして、自転車乗りに重宝されている鍵のひとつです。
こちらのちょっと大きめのU字なら地球ロックをすることもできます。
U字ロックの欠点は丸めたり折りたたんだりができないので、これくらいのサイズになると持ち運びには少し困ります。
腰や自転車に取り付けるタイプのホルダーを自作するなどして携帯するか、素直にメッセンジャーバッグに収納するか等の方法が考えられます。
DOPPELGANGER ブレードロック DW-03
こちらは、多間接ロックと言われる強度と携帯性を両立したタイプの人気の鍵のひとつです。
バッグを持たずに手ぶらで出かけたい時に便利なホルダー付で、クロスバイクのボトルケージ取り付け穴に装着することができます。
鍵に堅牢さを求めると、それに比例して重くなってくるので、自転車に装着できる鍵はほんとに便利だと思います。
DOPPELGANGER 手のひらサイズ DKL290-BK
さきほどと同じメーカーの同じタイプの鍵ですが、こちらのほうがコンパクトでやや軽量なタイプとなっているようです。
また、ひとつひとつのブレードが短くなったことで、取り回しやすい(きれいな円を作りやすい)多間接ロックになっています。
折りたたむと6cm角のサイズとなり、ミニベロや小さめのクロスバイクにも似合いそう。
TONYON チェーンロック
チェーンロックは丸まるので取り回しやすく、強度もそこそこにあるタイプの鍵と言われています。
これに似たタイプの鍵で、もっとも一般的なワイヤーロックはかんたんに切られてしまうので、こういったリング状の鍵を採用する場合は、チェーンタイプでそこそこ頑丈な厚みの鍵を選択するのがよいでしょう。
柔軟性のあるループ状の鍵は使い勝手がピカイチなのですが強度はそれなり。なかなかうまいものはないんですね。
携帯中はたすきがけ(長さ確認のこと)している人が多く、自転車自体に余計な装備品が増えないので自転車のシンプルさを維持できます。
Master Lock(マスターロック) 8290DPS 手錠型 55cm 鍵
手錠型のロックで、見るからに地球ロックするための鍵といった雰囲気ですね。
手錠型と言うことで、「愛車(お前)を絶対に離さないぜ」、と言うメッセージを含むことができそうです。
重量も約1.5kgとかなり重たいですが、セキュリティレベルはかなり高いみたいですよ。
まとめ
賢い鍵選びは、金額、強度、使いかって、のバランスをうまくとることだと思います。
また環境によってどの要素を重視するのかが変わってくると思うので、自分にぴったりの鍵がどのタイプになるのかをよく見極めましょう。
また、複数の鍵を併用することで、より盗まれにくい駐輪ができるので、気になった鍵をひとまず揃えてしまうというのもありでしょう。
いくら堅牢でも重たい鍵を毎回持ち歩くと、クロスバイクに乗るのがめんどくさくなるという本末転倒な事態も考えられます。
でかける場所や駐輪時間によって持って行く鍵を選択できると、よりクロスバイクライフを楽しむことができますよ。