初めてスポーツ自転車を買うにあたって、クロスバイクにするか、ロードバイクにするか、そもそもスポーツ自転車を買うべきなのか迷っている初心者の方はとりあえず、漫画「弱虫ペダル」を読んでみるといいかもしれません。
弱虫ペダル
映画化までされた本作を今更紹介するのもアレですが、この漫画は自転車競技を題材に、主にロードバイクが登場する作品です。
スポーツ自転車の基礎的な情報も多いですし、ストーリーもおもしろいので、読んでいるとバイクがどんどん欲しくなってきます。
また、主人公たちが乗っているバイクには、さまざまなメーカーが登場しますから、どのメーカーのバイクにするかの参考にもなります。
ロードバイクが活躍するこの漫画を読んでおけば、後からロードバイクにしておけばよかった、という後悔がなくなるかもしれません。
ぼくの場合、クロスバイクを買った後に、この漫画を手に取ったのでやっぱりロードバイクにしておけば良かったかなとちょっとだけ思ったことがあります。
どうしてもロードバイクが気になる
でも、この漫画を読んだことで、ロードバイクが欲しくなりすぎてしまい、むしろ正しい判断ができなくなるかもしれません。
ただ、クロスバイクとロードバイクの価格には、とんでもない値段の開きがあり、クロスバイクよりちょっと高めの、つまりロードバイクの中では安めのロードを買うのは、ちょっと微妙かなと思います。
せっかくがんばってロードを買ったのに、今度はもっといいロードにしておけば良かったという後悔をする可能性があるからです。
というのも、安いロードについているパーツだとシフトワイヤーが、ドロップハンドル内(正確には、バーテープの中)を通らず、ハンドルの横から伸びていたりするので、ちょっとロードのかっこよさが薄れるというか、地味に気になるかも。
また、多段ギアの枚数が少ないため、となりのギアとの差が大きくなり、本来のロードバイクのように細かな変速が期待できません。
だからと言って、いくらなんでも最初から10万を軽く超えるロードバイクを買うというのは、結局乗らないというリスクを考えると、やはり危険すぎると思います。
最後に
結局のところ、どれかに乗り始めてみるしかないとないというのが、最終的な答えのような気がします。
なにごとも失敗を恐れていては正解にたどり着けないということなのでしょう。ちなみに、ぼくは最初の1台をもっとも安く買えるクロスバイクにして、良かったと思っています。
今のところ、ロードバイクを買う予定はありません。自転車屋で見るのは大好きですけどね。
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