大切なクロスバイクをキズつけないために、フレームプロテクターをちゃんと取り付けしていますか?
主にフレームがキズつきやすい場所は、ヘッドチューブと呼ばれるフロントフォークのちょうど上の部分です。
キズがつく原因はハンドルを左右に回すことによってブレーキワイヤーやシフトワイヤーがフレームと擦れることにあります。
クロスバイクを手にすると、ライトやカギ、がんばってもヘルメットまでは揃えると思いますが、フレームプロテクターまではなかなか手が回らないと思います。
ぼくの場合、そもそもフレームプロテクターという存在自体を知らず、バイクを買ってから1ヶ月もしない頃にもうフレームの塗装が剥げてしまいました。。。
そんな出来事にも懲りずに、ぼくはフレームプロテクターを買わず黒いビニールテープで筒を作っただけの自作フレームプロテクターを作ってお茶を濁していました。
でも、気がつくとズレてほとんど役には立っていませんでしたね。
そんなある日、自転車屋さんで完成車を見ていると、かっこいいフレームプロテクターが装着されたバイクが並んでいたので、いい加減、ぼくもフレームプロテクターを新調してみることにしました。
というわけで、今回はいろいろなタイプのフレームプロテクターをご紹介したいと思います。
フレームプロテクター
一番ベーシックなタイプのフレームプロテクター。こちらはロードバイクの完成車にも採用されていました。見た目も好きです。
一般的にシフトワイヤーが4mm、ブレーキワイヤーが5mm径で、ブレーキワイヤーはリア用が1個あればこと足りるはずです。でも1個ではなかなか売っていませんけどね。
※ご自身の自転車のワイヤー径は各自お確かめ下さい
CYCLE PRO(サイクルプロ) シフトアウターシールド 4mm 2PCS ブラック CP-RS11-S
CYCLE PRO(サイクルプロ) ブレーキアウターシールド 5mm 2PCS ブラック CP-RS-12-B
こちらは、それぞれ4mm/5mmのフレームプロテクターで、切れ込みのあるタイプなのでかんたんに取り付けできます。
自作フレームプロテクター
ホームセンターで売っている透明のビニールチューブを利用すれば、かんたんに自作フレームプロテクターを作ることができるかもしれません。
ちょうど内径も表記されているので、ブレーキとシフトの径に合わせたサイズのチューブを購入することができます。
10cmで数十円という価格なので、両方のサイズを10cmずつ買っても100円以下で済んでしまうでしょう。
ひとつを4cmほどにカットして縦に切れ込みを入れれば、見た感じは完全なるフレームプロテクターの出来上がりです。
透明がイヤならお好きな色のビニールテープを巻きつけるといい感じになります。
でも、肝心のフレームを保護する能力はどうなんでしょう??結局これでフレームを擦ることになる訳ですからね。。。
シールタイプのフレームプロテクター
さきほど、ご紹介した筒状のフレームプロテクターは、こんどはその筒でフレームを擦ることになりそうです。
もともとワイヤーを覆っている黒い素材と対して違わないんじゃないの?と心配する方は、フレーム側にシールタイプのフレームプロテクターを貼って、摩擦自体をシールに変わってもらいましょう。
これならフレームを擦る心配はなくなります。また透明シールなら見た目もスッキリです。ついでにチェーン周辺にもシールを貼って、チェーンが緩んだり外れたりすることによるフレームのキズも防止しておきましょう。
サイクルコンピューターのセンサーを取り付ける場合や駐輪時の擦り傷など、とにかくフレームのいろんな場所を保護しまくりたいという人に人気なのがこちらの汎用の保護テープです。
自転車用ではありませんが、剥がし後が残りにくいと言うことで自転車乗りにも評判みたいですね。
欲しい形にカットするのは大変そうですが、汚れたらすぐに貼り直せるたっぷりの容量で、なるほど1本あると作業が捗りそうです。
チェーンステープロテクター
いつのまにやら、話題はチェーンステーの保護に移りましたがついでに続けていきましょう。
というのも、チェーンステーを保護するものがシールというのはなんとも心もとない感じがします。
攻撃力のあるチェーンからフレームを守るためには、チェーンステーに装着するタイプを使用することをオススメします。
BBBのチェーンステーガードはサイズが選べるので、自分のバイクにあったものを選びましょう。こちらはBBB製なので品質についても安心できそうです。
また、他のメーカーからもいろいろなタイプが販売されているのでデザインやカラーを楽しむことができますね。
おしまい
ぼくはクロスバイクを買ってもできるだけ追加でお金をかけないように気をつけていますが、どうしても必要なものは買いそろえるようにしています。
ですが、いったん買ったものを装着してみるとクロスバイクへの愛着がいっそうと増すので、パーツ購入に少しハマってきてしまいました。
車などに比べ安価にカスタムできることもクロスバイクの魅力のひとつであることは間違いないようです。