クロスバイクを買ったら必要なもの、おすすめをまとめました!

サイクリング

クロスバイクはシティサイクルと違って、クロスバイクを買っても、スタンドや、鍵、ライトがついていないことが普通ですし、

どの家庭にも必ずあるであろう空気入れについても、クロスバイクの場合、バルブの種類が違っていたり、空気圧の管理が必要なのでエアゲージ付の空気入れに買い換えるのが一般的です。

まずは、最低限必要なものをサクッと揃えて、楽しいクロスバイクライフを始めてみましょう。

そして、ある程度クロスバイクに乗り慣れてきたら、クロスバイクをさらに快適に、120%楽しむために必要なものを買い足してみると良いと思います。

ということで、今回はクロスバイクに必要なもの、おすすめをまとめてみたので、ざっとチェックしていきましょう。

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LEDヘッドライト(JIS前照灯規格適合品)

なにはなくともヘッドライトは必要です。暗くなったら必ずライトを灯火してください。

こちらのライトはエントリークラスでお求めやすい製品ですが、ちゃんとJIS前照灯規格適合品なので、1本目のライトとしてもオススメ。

また、100円ショップに売っているサイクルライトはパッケージ裏を読むと、補助ライトの場合がほとんど。そのライトをメインの前照灯としては使用できないので気をつけくださいね。

サイクルコンピューター

クロスバイクにサイクルコンピューター(サイコン)を取り付けると、速度や走行距離、ケイデンスを測ることができます。

クロスバイクはスピードが出る自転車なので、体感速度だけでなく実際の速度を把握することで、より安全に運転することができるようになります。

また、走行距離が分かると、サイクリング中の休憩の目安であったり、定期的に行うオイルメンテナンス等のタイミングを計ることができて非常に重宝します。

ロード用コンポではないクロスバイクにはケイデンスセンサーはあまり必要ないかもしれませんが、長距離を安定して走るためには、やはりケイデンスも測れるタイプがおすすめです。

警報機(ベル)

ベルは購入したクロスバイクに付属していると思いますが、こちらのベルはキャットアイのライトやサイコンの裏面に取り付けることができるので、スペースを有効に使うことができます(フレックスタイト™ブラケットに対応)。

危険回避のために、ベルをいつでも弾くことができる場所に取り付けることはもちろんですが、手よりも早く対応できる(大きな)声を発して危険を知らせる方法も知っておくと、とっさの危険回避の時に役に立ちます。

カウベル

クロスバイクなど自転車には走行音がほとんどないので、最近ではカウベルを取り付けて自転車の存在を回りに知らせているライダーを目にします。

この走行音というのは、実はハイブリッド自動車には装着が義務付けされているのですよね。プリウスの「ウィーン」っていうモーター音は、モーターから聞こえるのではなく、専用のスピーカーから発せられています。

車が無音で近づいてくると歩行者はまったく気づかないので、単純に危ないし、車もスムーズな運行ができなくなりますからね。

話を戻して、自転車の場合は汎用品である熊除け用のカウベルを使うのが一般的ですが、最近は自転車のために設計された商品も販売されています。

LEDリアライト

長距離を走るクロスバイクには、LEDリアライトを装着し安全性を高めた方が良いでしょう。

クロスバイクのリアライトはシートポストかシートステーに取り付けるのが一番かっこいいと思います。こちらのライトはシートポスト・シートステーに取り付け可能です。

エアゲージ付フロアポンプ(空気入れ)

クロスバイクはシティサイクルと、バルブの形状が違う場合がほとんどです。

一般的なシティサイクルは英式バルブを採用していますが、クロスバイクの多くは仏式を採用しています。

また、クロスバイクの場合、高圧の空気圧を適切な数値で装填する必要があるので、エアゲージ付の空気入れがあると便利です。

英仏変換アダプタを使って、エアゲージなしの空気入れを常用するのはおすすめできませんよ。

仏式バルブはキャップを外した後に、さらにバルブ先端を緩める必要があるので自転車屋さんで使い方を確認しておきましょう。

ちなみに、ぼくは購入後1ヶ月くらいの間、空気を入れたつもりで過ごし、タイヤがへにゃへにゃになって走れなくなるまで空気の入れ方を知りませんでした。

裾止め(ズボンクリップ)

クロスバイクは一般的なシティサイクルと違い、ペダル右側にあるクランク(チェーンリング)がむき出しの状態なので、塗布されているオイルの汚れがズボンの裾についてしまったり、チェーンガードのないタイプのクランクなら、裾がボロボロになります。

基本的にチェーンガードのないロードバイク乗りの方はレーサーパンツを履くので、裾がチェーンリングに触れることはありませんが、普段着で乗るクロスバイクの場合、右足だけ裾をまくるか、こういった裾止めを使用する対策が求められます。

リフレクター付きの製品が多いく安全性も高まるので、ひとつ持っていて損はありません。

ヘルメット

シティサイクルに比べ、クロスバイクは車道を走る機会が多いので、ヘルメットは必ず必要なものとして、ひとつは買っておきたいパーツになります。

普段着にヘルメットだけかぶるのはありなのか?と疑問に思うかもしれませんが、まったく問題ないでしょう。これは、オートバイで考えてみたら分かりますよね。

実際かぶってみると、精神的にも安心してクロスバイクを楽しむことができます。

なお、安価なヘルメットはかぶると「きのこ」のように見えてしまうことがあるので、自分の顔の形や髪型を踏まえて選ぶ必要があります。

2~3万円クラスのヘルメットは、かなり薄く作られていてかっこいいのですが、もう少しで入門用クロスバイク本体の金額になりますし、かんたんには買えません。

なので、あまり気にしすぎず、とりあえずはOGKのLEFFあたりがよいのではないでしょうか(画像のサンバイザーは取り外し可能)。

アイウェア

クロスバイクで走っていると、どうしても目に虫やゴミが入ってくることがあります。

すぐに取れればいいのですが運が悪いとなかなか取りのぞくことができず、サイクリング中ずっと違和感があるので、長時間のサイクリングには、アイウェアをおすすめします。

他にも、UVカット機能や、目の乾燥を防ぐといった効果に加え、レンズカラーのよっては、日差しの眩しさを抑えたり、物体との境界線を際立たせる効果を得ることができるなど、アイウェアの役割は意外と多いのです。

また、おしゃれなクロスバイクを、よりかっこよく乗るファッションアイテムとしても、ひとつ買っておいて損はないでしょう。

サイクリンググローブ

自転車に乗るのにグローブなんて普通は使わないと思いますが、クロスバイク乗りの中でも、グローブを着用していると玄人っぽい印象になります。

グローブの役割は、疲労軽減や、操作性高める役割があります。また、転倒(落車)した時、とっさに手を地面に着いてしまうことがありますが、そんな時にも手のひらを守ってくれる効果も期待できます。

クッション入りのタイプなら、ロングライドでの手の痛みを軽減してくれますし、すでにクッション入りのエルゴグリップなどには、クッションなしのタイプのほうが相性が良いでしょう。

パンク修理キット

クロスバイクを買ったら必要なものの中でも、特に基本となるのがパンク修理キットでしょう。

クロスバイクはホイールの脱着もかんたんなので、パンク修理くらいはクロスバイク乗りのたしなみだと思って自分でできるようになることをおすすめします。

出先で急にパンクしても焦らないよう、あらかじめ練習が必要なのですが、修理パッチももったいないので、実際パンクしてくれないと、練習ができないのが悩みですよね。

とりあえず、タイヤの外し方だけは、一通り練習しておきましょう。

タイヤチューブ

出先でパンク修理をするのはたいへんなので、新品のタイヤチューブを1本携帯しておくと安心です。

通常のパンクであれば、タイヤを外してチューブを入れ替えれば、パンク修理もスピーディーに終了します。

パンクしたチューブは持ち帰って、パンク修理の練習がてら、リペアしてみるのも良いでしょう。

携帯ポンプとバルブ変換アダプター

 

GIYO(ジーヨ) GP-61S 携帯ポンプ

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) バルブ変換アダプター 仏式→英式 Y-3501

あとは、携帯空気入れを用意すれば万全です。

GIYOのGP-61Sなら、クロスバイクのフレームのボトルケージ用穴に取り付けることができる様ですが、ぼくは極力大きな荷物を増やしたくないので変換アダプタだけを持ち歩いています。

仏式/英式の変換アダプタがあれば万が一パンクしても、近隣の自転車屋さんなどで空気を入れさせてもらうことができます。

山など民家すらない場所に行く場合には携帯ポンプが必須と言えそうです。

アルミバルブキャップ

クロスバイクに標準で付いてくるプラスティック製のバルブキャップは、かんたんに割れてしまうこともあり、そうなるといくらキャップを回しても、きっちり固定されなくなってしまうので、アルミ製のバルブキャップの交換しましょう。

また、空気を入れる時のわずらわしさから、バルブキャップを外して使っている人もいるようですが、バルブ先端の汚れや、曲がりから保護するためにも、バルブキャップは必要なものです。

アルミのバルブキャップは数百円から購入可能で、また色も豊富に出ているので、ちょっとしたアクセントとして気軽に楽しむことができる、おすすめのパーツです。

ボトルケージ

クロスバイクで遠出すれば喉が渇くこともありますので、ボトルケージがあると便利です。

一般的なボトルケージには、サイクリングボトル用と、ペットボトル用が別々に販売されているのですが、

このトピークのボトルケージはどちらのボトルも使えるように、サイズを無段階で調整できる仕様になっています。

そのためサイクリングボトルを用意する必要もなく、また外出先で急に喉が渇いてもペットボトルの飲料を買って装着することができます。

ほとんどのクロスバイクのフレームには、ボトルケージ取り付け用の穴がついていますので、間単に装着できますよ。

サイクリングボトル

出先で購入できるペットボトル飲料は便利ですが、保冷機能や、キャップの開け閉めについては、サイクリングボトルに劣ります。

一般的なサイクリングボトルは、片手でボトルを持って、飲み口を歯を使って開けるのですが、キャメルバックのポディウムチルは飲み口に特殊な弁がついているので、ボトルを軽く握るだけでかんたんに水分補給することができます。

ポディウムチルはボトルを逆さにしても漏れないのですが、切替レバーで完全にクローズの状態にすることもできます。

スマートフォンホルダー

スマホを装着できるスマートフォンホルダー。全体的な作りはしっかりしていると思います、

道に迷った時などに、停車してすぐにスマホを使うことができるので便利です(運転中の使用はやめましょう)。

Amazonのレビューを見るとスマホ落下の報告もいくつかあるようですが、ぼくは個体については、かなりしっかりと固定されている感じがします。また、しっかり固定するためのゴムリングも付属しています。

こちらのスマートフォンホルダーはステムやハンドルに固定して使用します。取り付け部分の径によって付属するクランプにサイズの違いがあるため、ご購入の際は事前に確認をしましょう。

メッセンジャーバッグ

クロスバイクはシティサイクルと違って、前傾姿勢で乗ることになるので、普通のショルダーバッグですと、バッグが背中にとどまらず、前に落ちてきてしまうことがあります。

クロスストラップが装備されたメッセンジャーバッグであれば、前にずり落ちてくることなく、ライディングをじゃまされることなく、快適に走ることができます。

TIMBUK2のクラシックメッセンジャーバッグはあまりにも有名ですが、荷物が少ない場合は、このカタパルトスリング(M)がおすすめ。

また、メッセンジャーバッグと呼ばれるバッグの中には、クロスストラップが付いていないものもあるので、よく確認してから購入するようにしましょう。

輪行袋

クロスバイクはホイールをかんたんに取り外すことができるので、前後のホイールを外して専用の袋に収納すれば、そのまま電車に乗ることだってできます。

使わない間は丸めてボトルケージにしまっておくこともできるので、携帯性も悪くありません。

ツーリングの途中に雨が降ってきたり、あるいはクロスバイクが故障してしまった場合など、輪行袋があれば即座に電車移動に切り替えることができるので、無理することなく遠乗りにチャレンジすることができます。

ちなみに、輪行袋は一般的にロードバイク向けに作られているので、フラットバーハンドルのクロスバイクの場合、ハンドルが入りきらない場合があるので、ハンドル幅を見直すなど、工夫が必要になる場合があるようです。

エンド金具(リア用)

輪行袋を使用する際に必ず必要なものが、このエンド金具です。ホイールを外したクロスバイクのフレームやディレイラーを守るために取り付ける必要があります。

画像で見た感じでは、携帯に邪魔になりそうな雰囲気がありますが、畳むことでコンパクトになります。

クロスバイクのリアエンドは、MTBと同じ135mmの場合と、ロードバイクと同じ130mmの場合があるので、自分のクロスバイクのリアエンド幅を確認してから購入しましょう。

レインコート

雨が降ったらクロスバイクを乗らないという方法もありますが、どうしても乗る必要があるなら、レインコートを利用しましょう。

シティサイクルに傘をさして運転している人がいますが、そもそも違反なので、クロスバイクを雨で乗る場合にはレインコートを着用しましょう。

体を完全にレインコートで防備すれば、マッドガードのないクロスバイクでも服が汚れる心配はありません。

マッドガード

クロスバイクを雨の日にもガンガン乗るぜって場合は、いっそマッドガードも取り付けてしまいましょう。

やはり見た目はマッドガードがないほうがすっきりしていますが、シティサイクルの代わりにクロスバイクをガシガシ使っていくのなら、着けるにこしたことはありません。

急な雨の時に、レインコートを持っていないという場合でも服が汚れずに済みます。

後付できる前カゴ

クロスバイクに前カゴを付けるなんて邪道だ!という意見もありますが、取り外しがかんたんなタイプの前カゴもあるので必要な時だけ装着するという使い方も可能です。

ちょっとした買い物なんかすると、やっぱり前カゴって便利なんですよね。これを装着することで、シティサイクルの便利さと、クロスバイクの軽快さが統合し、中途半端な普段使いにめっちゃ便利な乗り物が出来上がりますね。

サドルバッグ

自転車にキャリアを装着することなく、サドル後方にそこそこの量の荷物を搭載できる大きめのサドルバッグ。

すでに長距離を走るブルベでは定番のアイテムですが、ブルベだけでなく、ツーリング旅をする場合などにも重宝するでしょう。

必要な時にだけ装着できるし、見た目も意外とかっこいいので、非常におすすめです。

また、こちらのLサイズはマッドガード(泥除け)の役割もしてくれるみたいです。

盗難防止スキュワー

(TNI/ティーエヌアイ) (自転車用クイックリリース) 盗難防止スキュワー (MTB用)

TNI 盗難防止スキュワー ロード用

意外と見落としがちですが、盗難防止スキュワーは「必要なもの」の中でも、検討する価値のあるパーツです。

ほとんどのクロスバイクは、クイックリリースと言って、ホイールの着脱が工具なしでかんたんに行えるようになっています。

クイックリリースは競技中のタイヤ交換においては便利な装備となりますが、こと日常においてはホイールの盗難や、いたずらの可能性を高めるだけの迷惑な装備であるとも考えられます。

こちらのTNIの盗難防止スキュワーはクイックリリースではなく、付属の特殊工具でホイールを固定するため、クイックリリースに比べ盗難やいたずらをされにくい構造にすることが可能です。

クロスバイクのエンド幅はMTBと同じ135mmの場合と、ロードバイクと同じ130mmの場合、どちらもあるので自転車に合ったサイズを装着しましょう。

ワイヤーロック

もっとも一般的なワイヤーロック。バイク本体に固定できるので携帯性に優れています。

クロスバイクのホイールは、クイックリリース式でかんたんに取り外せてしまうので、ホイールの盗難や、イタズラを防ぐには長めのワイヤーロックで前輪、後輪をフレームとまとめて施錠する必要があります。

ワイヤーロックが1本あれば、構造物へのロックもかんたんなので、とりあえずひとつは持っておきたいロックです。

ワイヤーロックは比較的、切断されやすい鍵なので、高価なクロスバイクや、駐輪する状況によっては、別のロックに変更するか、複数のロックなどの、対策が必要です。

U字ロック

U字ロックは、ワイヤーロックと比較して切断されにくい特徴があります。ブラケット付であれば携帯にも支障がなくて便利。

少し大きめのU字ロックであれば地球ロックもかんたんにできるので、盗難対策には効果が期待できるが、携帯にはやや不便かも。

多間接ロック

多間接ロックは、堅牢さとコンパクトさを兼ね備えたロックです。一般的なイメージでは、U字ロックとワイヤーロックの間くらいの強度と言われています。

それなりに地球ロックもできるので、ワイヤーロックのかわりに、これ1本で出かけるのもアリ。

クロスバイクのフレームに取り付け可能なブラケットを備えたものが多いので、コンパクトで携帯性にも優れています。

リングロック

一般的なシティサイクルと同じリングロックタイプを装着すれば、ママチャリ感覚で気軽にクロスバイクを乗り回すことができます。プッシュボタン式なら、自転車の鍵を紛失するトラブルとも無縁です。

アラームロック

自転車の盗難は白昼堂々と行われることもあるので、そんな時はアラームロックを補助ロックとして取り付けておくことで、盗難を企てる者のターゲットから除外されることが期待できそうです。

数分で切断できる鍵の場合は通行人が多少いても盗難が決行されてしまうこともあるけど、さすがにアラームがなるとなれば通行人に注目されて、やりづらいでしょう。

おしまい

いかがでしたでしょうか?ご自身のクロスバイクライフに必要なものがリストアップできましたでしょうか。

最低限必要なパーツを揃えたら、次は、もっと快適に、もっと安全に楽しむことができるパーツを買い足していくと、さらにクロスバイクに乗るのが楽しくなるのでおすすめです。

それでは安全運転でクロスバイクを楽しんでくださいね。

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