ロードバイクってハンドルの位置が低くて乗りにくいですよね。
「ハンドルが低いのは慣れる」と言う厳しい意見もありますが、
プロショップで自分の体型に合ったハンドル落差を計測してもらったとしても、ロードバイクに乗る目的が自分にとって、レース(競技)なのか、スポーツ(運動)なのか、もっと気軽なサイクリングなのか、と言う要素で、最適なハンドルの高さと言うのは変わってきます。
各メーカーのロードバイクのラインナップにも、ハンドル位置が高いコンフォート(快適)仕様があるわけで、快適さを求めるならばハンドルは適度に高いほうが良いと言うことです。
ロードバイクのハンドルを高くする方法
BB:BSAボトムブラケット、広く強力なねじり剛性
内部ケーブル経路–保護性能に優れメンテナンスが簡単
一番確実なのは、ロードバイクごと、あるいはフレームごと買い換える。
自分にあったフレームサイズを選ぶのはもちろんのこと、ヘッドチューブ長が長いコンフォートタイプが良い。
でも、全然、手軽な方法じゃないよね。
超軽量、重量はわずか375g(13.2オンス)です
700cのタイヤサイズに適合
次に考えられるのがフロントフォークの交換。新品のフォークは、大きいサイズの自転車にも装着できる様に、ハンドル(ステム)を取り付けるコラムと言うパーツが長い状態で入手できる。
ヘッドチューブの上にスペーサーを追加することで、ハンドルを高くすることができる。
ただ、フォークには、長さや角度など、微妙に違いがあるので、自分のロードバイクに最適なフォークを探すのは大変。こちらも手軽な方法ではない。
もっと手軽にハンドルを高くする
もっとも手軽に、かつ大胆にハンドルを高くするなら、ステムハイライザーとかステムエクステンダー等と言われるパーツがある。これは、ステムの縦バージョンみたいなパーツで、通常なら、
フォーク(コラム)→ステム→ハンドル、と連結するところを、
フォーク(コラム)→ハイライザー→ステム→ハンドル、と間に加わることに。
シフト/ブレーキワイヤーにある程度の余裕があれば、取り付けに難しい工程もなく、手軽に試してみることができる。
安心のメーカー品(BBB)で、見ためもシンプルで悪くない。
こちらの延長アダプタはフォークコラムの外側ではなく、内側に取り付けてコラムを延長することを試みるモノで、
このパーツのメリットは、装着後の外観からはその存在が分からず、見た目が非常にすっきりしている点です。
ただ、このパーツはコラムの内側に入り外側に広がる力で固定する方式なので、通常のコラムを外側から押さえ込む方法よりも固定力が劣る恐れがあるのが最大の難点かと。
装着後の外観に影響を及ぼさない点は非常に魅力的ですが、ネジの緩みやすさも含め、やや不安が残る方式です。
こちらは、ぼく的に大本命のハンドルアップ方でして、ハンドルを高くするために追加するパーツが一切増えない方法です。
見たらわかると思いますが、ステムをコレに入れ替えるだけ。
角度調整式ですが、ステムの角度を持ち上げなくても、普通のステムより約40mmほど高いポジションを実現。
追加するパーツが増えないので見た目もすっきり。ついでに角度調整もできるので、ロングライド時の疲労具合で高さを調整するなど、その日の気分に合わせて走りを楽しむことができる。
これは、非常におすすめです。
おしまい
ロードバイクには、小さめのフレームサイズが良い、なんて風潮もあり、また自分に知識がないと、自転車購入の際に店主に適当なサイズをあてがわれてしまうということも普通にあります(経験談)。
一度、購入してしまったら簡単に買いなおせる金額のモノではないので、こういったパーツがあることは非常にありがたいですね。おしまい。