おもしろい本がないと感じたら洋書の原作に挑戦すべき理由

読書する女性

レバレッジリーディングを読んだのをきっかけにして、ひたすらビジネス書や自己啓発書を貪り読んできましたが、その後、5年以上そんな生活を送っていたところ、じょじょに本を読まなくなってきました。

というのも、自分の知識が増えるに従って、近所の書店で手に入るかんたんな本では、大人が児童書を読むような感覚になってくるし、逆にむずかしい本はやっぱりむずかしいということで、なんとも微妙な時期に差し掛かってきたのでしょう。

とはいえ、今でも本は大好きなんですけどね。

で、本を読んでいると、本文の中で他の本を紹介してくれることがたまにあるのですが、そのおすすめの本が翻訳されていなかったり、あるいは翻訳された本の評価が低い場合があるんです。

ということで洋書の原作を読もう

読書をしても、いまいち新しい刺激がなくなってきたと感じたら、そろそろ洋書を読み始める時期に差し掛かっているのかもしれません。

英語を聞きとったり、話したりすることはめちゃくちゃハードルが高いことですが、英語の文章を読みとるだけなら、かなりハードルは低くなると思います。

真の読書家を目指すなら、英語の文字情報を自在に読み取れる能力は、ぜひ身につけておきたいところです。

洋書(原作)入門

一番おすすめなのは、大好きな洋書の原作を読むところからスタートすると良いと思います。

出版社などの都合によって、原作と内容がやや異なっている訳書もありますが、だいたいの正解は分かっているので、翻訳がスムーズに進むはずです。

Kindle本で読む

Kindleは元々アメリカの会社であるAmazonの電子書籍リーダーなので、洋書のラインナップはめちゃくちゃ豊富に揃っています。

で、なぜ、紙の本ではなく、Kindle本をおすすめするのかと言うと、kindleは読んでいる端末から直に分からない単語を調べることができるからです。

また、ひとつのセンテンスを、そのまま翻訳することも可能です。

この際、一から英語の文法を学ぶなんて、めんどくさいことは抜きにして、まずはパソコンとウェブサービスを駆使して、できるだけ楽な方法で、感覚的に英語の文章に慣れてしまいましょう。

ぼくは、ipadのKindleアプリで洋書を開き、詳しい翻訳については隣に置いたパソコンで調べていましたが、

Kindle本は、WindowsやMacのパソコンでも読むことができるので、モニターが2枚あれば、1台のパソコンで翻訳しながらスムーズに読み進めていくことができるでしょう(とはいえ日本語のようには進みませんけどね)。

オリジナルの訳書を作る

書く作業

ぼくがおすすめしたい原作の楽しみ方は、自分だけのオリジナル訳書を作ってしまうことです。

クオリティーは低くても全然かまわないので、意味が理解できるレベルで訳書を書き残しておけば、翻訳されていない洋書をいつでも日本語で読むことができるようになります。

翻訳を含め、訳書として記録していく作業は、普段の読書とはまったく異なる作業になるので、大変に感じてしまうかもしれませんが、この作業を新しい自分の趣味として楽しむことができればやげて、英語の情報にかんたんにアクセスできる自分に成長していることでしょう。

まとめ

よく英語の勉強が続かない理由に、日常的に英語の必要性がないということが挙げられると思います。

逆に、英語圏の国に住み、必然的に英語でしかコミュニケーションがとれない状況に追いやられてしまえば、いやでも英語が話せるようになるはずです。

また、ある国のストリートチルドレンは、観光客に道案内をして生活費を稼ぐ訳ですが、そんな彼らは複数の言語を理解できるのに、これが文字になると、かんたんな英語の文章でさえ読むことができないと言います。

これは、必要に迫られたから、他の言語を理解したということでしょう(読み書きはについては必要がなかった)。

話しを戻しますと、洋書(原作)を読む必要が日々の暮らしにあるからこそ、英語に慣れることができるし、逆に言えば「英語を勉強する」という意識は必要ないのだと思います。

「ただ、調べていたらだんだん理解できるようになっただけなんだ」と言えたらかっこいいですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする