「ガイアの夜明け」や、「カンブリア宮殿」などのビジネス情報番組を見ると、仕事のモチベーションが高まることがあります。
ぼくもよく見るのですが、自分にとって興味のある分野のビジネスや、その業界でトップを走っている企業の回は特におもしろいですよね。
でも、テレビ番組ですと、見たい会社がなかなか取り上げられなかったり、放送時間の制限で、とても細かいところまでは知ることができません。
ということで、多くの人にとって普段から馴染みのある、ウェブサービス系の経営者なんかは人気があると思いますが、
その中でも超メジャー級の、フェイスブックの創業者として有名な「マーク・ザッカーバーグ」氏に関連する作品を紹介してみたいと思います。
フェイスブック関連作品
この本は、マスコミ嫌いの「マーク・ザッカーバーグ」氏、本人から直接取材することができた貴重な1冊。ボリュームが多く読み応えがあります。
フェイスブックはどのようにして生まれ、どのように成長したのか、そして彼らはどのようにして働いたのかが、詳しく書いてあります。
成功する人がどれだけ仕事に夢中になっているのか、肌で感じることができます。
フェイスブックはビジネスというより水道や道路のようなインフラであるべきだ、という氏の理想が今、確実に世界を変えています。
対してこちらの1冊は「マーク・ザッカーバーグ」氏、以外の関係者から取材して書かれたノンフィクション作品。
ちょっと小説っぽい雰囲気で適度な文章量のため、わりとスラスラ読めます。
フェイスブック創業初期のドラマチックな展開をかんたんに知るなら、この1冊から読んでみるといいと思います。
ちなみに、こちらの本が映画「ソーシャル・ネットワーク」の原作となっています。
フェイスブック関連本として代表的な2冊を紹介しましたが、この本は「フェイスブック」という会社を軸に、起業家としてどのように考え、どのように行動すべきか、と言うことが詳細にまとめられた1冊になります。
また、起業家とは創業者だけのことではなく、勤務先企業の成長に大きく貢献すべく行動している社員のことでもあると説明しています。
本作には、フェイスブックを利用した人に起きた奇跡や、マーク(氏)の幼少期のエピソードにも触れられています。
若くして成功する人物も、いきなり成功したのではなく子供の頃から修練していることがよくわかります。
こちらは、2冊目にご紹介した「facebook ベン・メズリック著」を原作にした映画です。
「マーク・ザッカーバーグ」氏、ご本人の言うとおり服装以外は事実と異なるということですが、エンターテイメント作品としては非常におもしろい作品に仕上がっています。
なんといっても、「デヴィッド・フィンチャー」氏が監督を務めていますからね。
本作は、セリフ内容が多かったため、あえて俳優に早口でしゃべらせることで、ひと時も聞き逃すことができないスリリングな対話劇になっています。
映画が始まる直前に写されるコロンビア(映画会社)の画像が切り替わる前から、セリフが始まるという徹底ぶりで、いきなり作品に引き込まれます。
1冊目に紹介した本との違いを比較して見るのも楽しいですよ。
最後に
フェイスブックで、ひたすら自分のプライベートの充実ぶりをアピールする人のことを、「知らんがなフェイスブック」と言うらしいのですが、
フェイスブック陣営が考えに考えて構築したシステムや、フェイスブックが起こす奇跡を知ることで、投稿する内容に変化が起こり、自分のフェイスブックにも奇跡が起こるかもしれません。
というか、とりあえず仕事のモチベーションは高まると思うので、よかったら参考にしてみてください。