人生に行き詰ったら読みたい自伝「スティーブ・ジョブズ」

長い人生は山あり谷ありです。収入が上がっている時はいいのですが、調子に乗って独立なんてすると収入がいっきにゼロになるし、なにかしら大変な目に遭います。

また、止むにやまない事情で長年務めた会社を辞めなくてはならないこともあると思います。

長い人生の中では、いつのまにか大変な状況に追い込まれていたということもあるかもしれません。

そんな時、人生をあきらめない気持ち、未来を信じる気持ちを、強く持てるかどうかがとても大切だと思います。

ということで、そんな人生山あり谷ありの人生を送った人の経験は、なによりも心の支えになるのではないかと思います。

今日は、その中でも、代表的な人物の一人である「スティーブ・ジョブズ」氏について、書いていきます。

スティーブ・ジョブズ

日本で、ipodが流行したあたりからiphone4が発売する頃までにかけて、彼の知名度は日本中に知れ渡ったと思いますが、それでも多くの人は彼の人生について、あまり知らないんじゃないかと思います。

映画「スティーブ・ジョブズ」では、彼がアップルを辞めた後の困難と、そこからいかに脱出して成功に至ったのかについては、いっさい触れられていません。ぼくは、もっとも興味深いところをカットしてしまったのだなと感じました。

映画自体はおもしろい内容となっていますが、やはり彼の生涯を詳しく知るには、「スティーブ・ジョブズ(全二巻)」という自伝がお勧めです。

彼の人生のざっくり書くと、

成功(アップル)→ 停滞(ネクスト)→ 成功(ピクサー)→ 復帰(アップル)

という流れになるのですが、

アップルと同じような会社であるネクストでの停滞や、ご存知ピクサーでハリウッドやディズニーを相手にまわして大成功するなんてところは、もっとも勇気をもらえるエピソードのひとつだと思うんですけどね。

彼は30才で自分で創業したアップルを追放され、それから約10年間は、ネクストやピクサーの経営がうまく行かず、個人資産を減らすこともあり、もっとも大変な時期だったと感じました。成功したピクサーでさえ、それまでにはかなりのお金がかかったそうです。

最後に

人生の途中では、この先、自分がどうなってしまうのか分からず、時に不安を感じることがあります。

思ってもみない方向にいったかと思えば、また別の方向へと飛んでいく、人生とはそんなことの繰り返しなのかもしれません。

ジョブズ氏がピクサーを買ったもともとの理由も、アニメーション映画を作るためではなく、CGを作るコンピューターに興味があったからのようです。

本当にどう転ぶのかわからないものですね。

今、人生がたいへんな状況なのだとしたら、それは映画の主人公に大抜擢されたようなものかもしれません。ぼくも自分のストーリーをハラハラどきどきして楽しんでみようと思います。

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