クロスバイクやロードバイクは、普通のシティサイクルと同じように外に駐輪するのは、絶対オススメできません。
できれば、室内に保管するのが好ましいところです。
主な理由は、クロスバイクの盗難防止と、雨風のよる劣化を防止するためです。
それに、自室に愛車を置くと言う男の夢を手軽に叶えられるのは、自転車ならではメリットだと思います。
ずーっと眺めてみたり、夜にメンテナンスをしてみたり、けっこう楽しいものですよ。
その反面クロスバイクを自室に置くというのは、やっぱりじゃまになるということもまた事実です。
その結果、ぼくはデッドスペースである廊下の上に吊り下げた状態でクロスバイクを置くことにしました。
そんなわけで今回は自転車をかっこよく、そして効率的に保管、展示できるバイクスタンドを見ていきたいと思います。
シンプルなディスプレイスタンド
シンプルで個人的には一番ロードバイクやクロスバイクをかっこよく設置することができるスタンドだと思います。
自転車が一番自然に見える状態で立て掛けておくことができるうえ、スタンド自体の主張も控えめでありながらも、金属製のシルバーが、どこかAppleのMacのようでもあります(ぼくはロードバイクに合わせて黒にしましたけど)。
自転車を立て掛けることも、取り出すこともかんたんですし、バイクが倒れにくい構造で、ほとんど文句のつけようがありません。
あえて欠点を上げるならば、後輪を持ち上げてメンテナンスができない点と、スペース効率が悪い点でしょうか。
メンテナンスもできるバイクスタンド
まずは、ベーシックなバイクスタンドがこちら。フレームの後ろに引っ掛けるだけなので、固定がかんたんです。
バイクを通常の状態で立てかけておくスタイルなので、スペース効率はよくありませんが、バイクの脱着もかんたんにできます。
また、後輪が浮いた状態になるので、かんたんなメンテナンスにも便利に使えそうですよ。
ミノウラは様々なバイク用品を取り扱っている会社で、ぼくとしては安心できるメーカーのひとつだと思います。
縦置きバイクスタンド
こちらは縦置きに対応したバイクスタンド。通常の横置きにも対応しているので、状況に応じて使い分けることができますね。
横置きから縦置きにするだけで、かなりスペース効率は改善されると思います。
ただ、こちらのバイクスタンドは後輪を浮かせて置くことができないので、メンテナンスには向いていません。
色はホワイトもあり、Amazonさんでは色によって価格が異なる場合が多いので、その時に価格が安いほうにするというのもありです。
上下二段バイクスタンド
壁に立てかけて設置するタイプの上下二段タイプのバイクスタンド。
壁でスタンドを支えることで、安定性とスペース効率、さらにコストカットを実現した優秀なバイクスタンドです。
ただし、壁がない場所に設置することはできないので、部屋の中央に贅沢に設置したい場合には別のスタンドが必要になります。
そろそろロードバイクも欲しいな、という方も、ぜひ二段スタンドを検討してみてください。
上下二段バイクスタンド2
天井につっぱって固定するタイプのバイクスタンド。
つっぱりタイプのメリットは、下の土台がすっきりしているので、部屋の中央でも壁際でも好きな場所に設置することができるということです。
価格はやはりそれなりになりますが消耗品というわけでもなく、今後長く使うことを考えれば良いものを選ぶというのもありだと思います。
バイクハンガー
壁に取り付けるだけのバイクハンガーなら、あまりお金をかけずにバイクを吊るすことが可能です。
ロードバイクとクロスバイクではハンドル幅が違うので、お好きなサイズから選びましょう。
ただし、マウンテンバイク用はハンドルの分だけバイクが外側にくるので、計算に入れておく必要があります。
壁に直接穴を開ける必要があるのが注意点です。
WAKAI ツーバイフォー材専用壁面突っ張りシステム
壁に穴を開けられない環境で便利なのが、こちらの突っ張りシステムです。
こちらは、ホームセンターにて数百円で売られているツーバイフォーという木材と組み合わせて使用することで、
自由に壁に穴を開けて使える柱を設置できるという商品です。
ただし、バイクを設置するために設計されたものではないため、あくまで自身の責任においてしっかりと設置する必要があります。
一応、こちらの製品のAmaoznレビューを見ると、実際に自転車の展示に利用している方がいるようですね。
転倒防止のためDIYでさらに補強すると安全に使えそうです。
天吊リフトバイクラック
ロープを使って自転車を上げ下げできる便利な点吊リフトバイクラック。
天井に取り付けるタイプなので柱がじゃまにならないし、1台だけを保管するタイプの中では、一番スペース効率が良いタイプかもしれません。
見た目も、UFOキャッチャーみたいでかわいらしいですよね。
まとめ
ぼくが天井に吊り下げて保管するようになって感じたのは、使う度にクロスバイクを上げ下げする作業がややめんどくさいということです。
それでもクロスバイクの室内保管にこだわりつつ、限りあるスペースを有効利用するためには、デットスペースになっている上の空間を活用すべきだと思います。
また、今回紹介した製品ではなく、自作でもバイクラックを作ることができると思いますので、これを期にDIYを始めてみるのも、また楽しみが増えるのでおすすめです。
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