今やハイブリッドカーが通っても誰も驚かないほど、当たり前になってきました。
これから電気自動車が主流になっていったら、いよいよマニュアル車は淘汰されてしまうかもしれません(電気自動車は変速ギヤを必要としないため)。
まして、近未来には運転もオート(自動運転)になっていきますからね。
というわけで、マニュアルのスポーツカーがまだまだ活躍していた時代、90年代の往年の名車に乗るなら、今が最後のチャンスかもしれません。
マニュアル車の魅力
今どき、マニュアル車と言えば、スポーツカー(走り屋)か、トラックか、という印象が強いですが、昔は普通のファミリーカーも全てマニュアルでした。
マニュアル車は決して、猛スピードを出したり、ドリフトをするためだけにあるわけではありません。
例えるなら、マニュアルは乗馬のような楽しみがあるといえます。
マニュアルは自分がうまく操作できた時は、意のままに車が走ってくれるけど、操作を誤るとアクセルを踏んでいるのにのろのろしか進まなかったり、最悪エンストしたりします。
また、クラッチやシフトの操作によって、自分の意思をダイレクトに伝えることができるため、加速や減速の反応がスムーズで、車を操っている感覚がなんとも心地よく感じることができます。
ちなみに、車の形状を指す「セダン」や「クーペ」、「ワゴン」という呼び方は、馬車の形状から来ているそうですよ。
また、マニュアル車の最後の生き残りだったスポーツカーは、最近の効率重視の四角いデザインなどではなく、これぞ憧れの車と言えるような、魅力的なデザインの車が多いことも魅力のひとつです。
魅力的なスタイルを手軽に楽しめるプラモデルと合わせて、いくつかご紹介してみましょう。
S15 シルビア
1/24 ザ・ベストカーGTシリーズNo.25 S15 シルビア Spec.R
映画ワイルドスピード3TOKYO DRIFTでも大活躍したS15シルビアは流れるようなフォルムは今でも十分通用するかっこいいデザイン。
数年前にトヨタとスバルが共同で開発した86とBZRは、S15とかなり似た印象を持ちます。
シルビアは圧倒的なマジョリティ(多数派)な車種で、カスタムパーツも豊富に存在している点も魅力です。
買うならターボ車よりもNAのほうが手ごろな価格で入手できます。
Z33 フェアレディZ
1/24 ザ・ベストカーGTシリーズNo.28 Z33 フェアレディZ バージョンST
こちらは、ワイルドスピード3TOKYO DRIFTで、主人公が運転するS15とバトルした、フェアレディZです。
クーペらしいマルッとしたデザインがめちゃくちゃかっこいい2シーターのクーペ。
デザインが、実用的な車というよりも、ミニカーみたいなおもちゃ的雰囲気があるところが素敵です。
R34 スカイラインGT-R
1/24インチアップシリーズ ID64 BNR34スカイラインGT-Rニスモ
今は、スカイラインと袂を分かち、GT-Rという名前のスーパーカーを日産は売っていますが、こちらがスカイライン最後のGT-R。
とはいえ、このスカイラインGT-Rも高いので、もう少し下のグレードのスカイラインGTを手に入れるのが妥当な選択です。
ベース車両は同じなので、見た目はだいたいおんなじですよ。
まとめ
マニュアル車はめんどくさそう、というイメージがありますが、慣れてしまえば、それほどめんどくさくは感じません(個人的には)。
むしろ、オートマは右足だけいそがしく動かしていて、むしろそっちの方が不自然な気がしませんか。
ちなみに、ぼくはマニュアル車のレンタカーを一度借りてみて、マニュアル操作がめんどくさく感じないかどうかをしっかり確認してから実際に車を購入しました。